こんな計算問題を…
こんな風に変形して…
途中の分数を打ち消すことで、と計算できることを確認しました。
その際、
などのように分数の差に変形できることを、
さて今回は、 や、 などの部分について、
突然ですが、
1辺の長さが1の正方形を考えてみましょう。
この正方形の縦の辺を2等分、横の辺を3等分します。
こんな図になりました。小さい灰色の長方形1個分で、を表してい
そして…
このように横長の長方形を考えると、これはを表していて、
また、
この青い縦長の長方形は、を表していて、
ということは、小さい長方形の個数に注目すると、1=3-
確かに、の式が成り立っています。
こんな形で、式を図形的にとらえることができました!
や、も同様に、
このような図で表せています。それぞれ、
今度は、について考えてみましょう。縦を3等分、
これまでと同じように、上のような図で考えれば…
…
…
…
では、ありませんね!
を表している赤い長方形は小さい長方形5つ分、を表している青い
ではなく、
が正しいのです。
このように、分母同士の差が1になっている、などとは様子が違っ
では、少しひねられたキセル算、
のような問題は、どう計算したら良いのでしょう?
が正しいということは、は、この値の半分。つまり、
と表せます。
同じように、
と変形できるので、
と、無事に計算できました!
キセル算では、計算のしくみや理由をきちんと理解しないままに、
ひねられてもきちんと対応できるように、
今回は、ここまで!