今日のお題は仕事算です。
後期の5年生では、割合も一通り習い終わって、
仕事算,実は割合の単元だとちゃんと認識していますか?
仕事算というと,「仕事全体を1とおいて考える」
実はこの1と考えるという操作が,割合の考え方です。
「Aくんはあるしごとを完成させるのに20日かかります。
こんな問題が仕事算ですね。
解き方としては, 答え12日 ということになるわけですが,
考えてみたら,こんな理不尽な問題はありません。
仕事といってもいろんな仕事がありますし,
また,仕事は二人で協力したら,
リアルな日常生活の感覚を前提にこの問題を考えたら,
(今,自分がその昔小学生の時代に,
算数としての「常識・前提」
この問題を解く前提になっているのは,
① 仕事は数量化できる。
② AくんもBくんも毎日一定の量の仕事をする。(たとえば,
③ 二人で仕事を行うとは,
ということです。
ここまで,前提を共有すれば,
①数量化できるということは,
② 勝手に決めていいとは言いましたが,
ここは,全体の量は,
③ 自分で決めた仕事の量に従って,
1と決めた人は,Aは1日に,Bは1日にをやることになります。
60と決めた人は,Aは1日に60÷20=3,Bは60÷30=
協力してやると,仕事の量が和になるので,
60と決めた人の場合は,60÷(2+3)=12日 です。
さて,タイトル①派か,最終公倍数派かという問いかけ。
子供達の間では,①
実はあまり重要なポイントではないです。
要するに,仕事の量は決まってないから,自分で決めましょう。
ちなみに私は、どっち派かというと、どっち派でもありません。
問題の流れをみて、①にするか、
ということで、お話はお終いなのですが、
もうすこしお付き合い下さい。
ここで、「ある量を決まった数量ずつ進めて行く」
そう。「速さ」の問題ですね。
・道のり(全体量)
・単位時間(1時間、1日など)に進む量
・かかる時間
という3つの要素が、
仕事算では、
・仕事の量(全体量)
・単位時間に終わらせる仕事の量
・かかる時間
に対応しています。
仕事算では仕事が具体的にどれだけあるかなどは、
つまり、仕事算と速さの問題は、
違いをあげるとしたら、仕事算は、「協力して進める」「
速さではこういうことはできません。
算数の文章題は、
なので、抽象概念ありきでスタートしているので、
はい。またまた理屈っぽくなってしまいましたが、
仕事算と速さ。この共通点を認識することは、
算数の学習でつまずかないためには、特に速さ、
ということで、今回はこのへんでお終い。
ではまた~。(´∀`*)ノ