メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <どこをどう直すかというのは、簡単そうで実は難しい!>

2023-07-25 15:27:27 | Weblog

暑すぎ!

水分補給はまめに。

 

どこをどう直すかというのは、簡単そうで実は難しい(と言うか一筋縄にはいかない)と思うこともしばしば。

箱の高さが足りないので入らない!となれば、どれだけ出てるのかを測って箱の高さに足すだけでおそらく入ります。

ただはみ出た高さをきちんと測れるかというのは、意外と難しかったりします。

お菓子などのパッケージによくある、箱にスリーブと呼ばれる筒状のものを通す場合、きっちり過ぎたらきついし、かと言って縦も横も緩めるとすぐにグスグスになるし。

どこをどう変えていくかというのは、意外と難しかったりします。

さて、今日は簡単な緩衝設計をしていた営業から相談がありました。

ある機械の箱に入れるにあたって、空間になるところはロの字パットを入れて動きを止めて緩衝作用を持たせようとしていました。

寸法を測れば、ほぼできる簡単なものでした。

ただ荷重がかかるところがあって、そのため傾いたりしてしまうようでした。

それは、箱に入れていない時なので、箱に入れた場合は問題ないように思えました。

営業としては、この形ではうまくいかないので、半分にしたものを2つ並べて強度アップしたいようでした。

ひとつが二つになるのは、僕も面倒と思います(笑)。現場の作業員も面倒と思うでしょうね。

上手くいかないから新しい案を出すのはいいのですが、今の案はもう駄目なのかを確認しておくことは大事です。

今日の場合、営業案は寸法がまだまだでした。

傾く→それは傾くだけの余裕があるからです。

ということで、ちょちょっと寸法修正するだけで、元の形状で傾きもなくOKでした。

すばらしい!

どこにポイントがあって、どうすりゃいいのかは、場数かな。

でわでわ。

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