メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <ダンボールの設計で核になるのは、厚みをどうとらえるかですね。>

2021-12-20 09:27:12 | Weblog

寒いと言われてた土曜。寒かった。

ま、雪国の人に言わせたら「温い」って言われそうやけど(笑)。

 

さて、ダンボール設計で核になるのは、厚みをどうとらえるかですね。

「ダンボール=紙」→「紙=薄い」→「薄い=厚みを無視しちゃう」→「ダンボールも厚み無視しちゃいがち!」

いやいや、ダンボールの厚み無視しちゃいけん!

というわけで、ダンボールをはじめて扱う多くの人たちは厚みをどうしたらいいのか把握していません。

というか、厚みという概念はないものとしています(笑)。

ダンボールの厚みが厄介なのは、ここで折る!という場合に、ダンボールの厚み分内のりが小さくなるというわけではないということです。

内のりが小さくなりますし、わずかですが逆に外側にも膨れます。

めんどい!(笑)

このことを身をもって体験しておかないと、無理が出てきます。

ダンボールは寸法がイマイチでも強く折ったりするとなんとか形は作れますが、隙間が出来たり時間が経つと接着部分が剥がれたりすることになります。

計算である程度できますが、形状が複雑になるとなかなか一筋縄に行かないことがあります。

だからというわけではないですが、蘊蓄を垂れて教えるより、一度自分なりに設計して気づいてもらえればと思っています。

特に緩衝設計なんて、計算できないところも多々ありますし、大体を設計して各所修正を施していくのがいいです。その時、細かなところまで見ていく必要はありますが。

そのためにも自分で設計して気づいてほしいと思っています。

そこが面白いところです!

でわでわ。

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