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メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <難題解決で一服>

2013-05-28 15:57:48 | Weblog
まぁちょっと満足できる試作が出来たので、一服。満足が出来ると言っても、自己満足かもしれませんが(笑)

今回もなかなか厄介でした。2~3日はふと気がつけば、アイデアを考えていたような気がします。

で、いつもと同じように大体まとまってきたので(でも30%以下)、とりあえず作ってみることに。そこから比較的順調にサンプルを仕上げていきました。手を動かして作っていくことで、頭で考えていたときよりも、進みやすくなります。

でも最初のアイデアがないと、むやみに動いても徒労に終わることも多いですね。そのためにじっくり時間をかけてアイデアのしっぽを探す方がいいです。(実は本人は焦ってますが)

今回のポイントは、厚いダンボールを使っていたのですが、一つ薄いダンボールに変更してみたことです。厚いダンボールは強度もありそうですが、段の波波の間隔も大きいので意外と弱かったりすることがあります。また厚いがゆえに折り曲げにくかったりします。

それと、緩衝材を作っているのですが、どういう風に力がかかるのか、あるいはどういう風にすれば力を逃せられるのかを意識しました。元の緩衝材の構造はその辺りが十分でなく、破損などが多かったようです。

一つ薄いダンボールであっても、ダンボールを構成しているライナーの強度を増すことで、強度が出ます。また折り曲げや差し込みなど、機動性のあるものが出来ます。で、考えてなかったちょっとした工夫もひらめいて、いい感じに仕上がってきました。

営業と打合せして、次に進行させていきたいと思います。


こんなんいっぱい出ました!




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