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メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <学生さんの感想文>

2013-05-24 14:14:44 | Weblog
夏ですね。

先日見学していただきました学生さんから感想文が届きました。

ダンボールは、やっぱり「箱」のイメージが強いですね。だから箱以外のものを作れることに多いにびっくりしていた様子です。ダンボールといえば「ダンボール箱」を指す場合もあるぐらいですから当然と言えば当然ですが、そこから抜けだすことで可能性も広がってきます。

工場のプロセスを見てもらうなんてなかなかないことで、それも刺激があったようです。そのスピード、正確さ、カットしたり罫線を入れたりという加工が一度にできる、ダンボールケースを作るプロセスの中で印刷も出来てしまう、ということを初めて知ったようでした。

すべり台やジャンボツリーという大きなものまで、ダンボールで作れるということを知ったためか、家具や遊具などを作ってみたいと考える方が多かったですね。そういう実例や素材を示すことで、可能性の広がりが出てきたと思います。

中には自分の部屋の家具類を全部ダンボールで作ってみたい、色を好きに塗ってみたいというアイデアもありました。もうダンボールラブじゃないですか!

今年は、見学の時に箱の構造をちょっとだけ教えました。その影響かどうか分かりませんが、今年の学生さんは構造についてがんばっているようです。新しい知識が自分の中に入ってきて楽しくなってきたんだろうなとうれしく思っています。

箱の構造って大体決まっているのですが、なかなか教えてくれるところもありません。なので、卒業制作点で箱の展示はよく見かけるのですが、ちょっと残念な構造をよく見かけます。一度に教えられませんが少しずつお教えして、それが学校としての財産になればと考えています。

感想文を読んで、もっとダンボールに関心を持って好きになって欲しいと思いました。そのために私たちも分かりやすく情報を伝えられるようにして、さらに日々からダンボールの可能性を追及していく必要性を感じました。

ダンボールが気になる方、お気軽にどうぞ。




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