メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <ユニクロの通販用ダンボールケースがとても斬新。メリットを独断と偏見で考えてみた>

2019-02-22 15:38:53 | Weblog
やぁみんあ元気だったかな?

今週は、カット祭でブログする暇もなかったんだ、baby(笑)。

今日は春の陽気で、眠たい(ウソ)!

某イベントで使われるダンボール製品、採用決定。

もともと弊社で作ってたものですが、サイズ変更と強度アップを図りました。

最初は別の提案依頼だったのですが、資料として画像をお送りしたものを気に入っていただき、改良して提案、採用になりました。

ありがたいです。

何がいいかというのは、人それぞれなので、いろんなものを作っておくといいことに当たる可能性も増えますね。

結構長期のイベントで使ってもらえるので、またご紹介します。

さて、ユニクロの通販を使うことがあります。

その時のダンボールケースが、新しくなっていたのでご紹介します。(開封後の撮影です)





今まで輸送に使われるダンボールケースは、みかん箱形式がほとんどでしたが、今回のユニクロのケースは、大きく変わっていました。

1)2ピースからなる箱
2)テープを使って封をせず、接着剤を使って接着している。
3)ふたの開封は、ビリっと簡単に。
4)本体は、斜めのラインで折り曲げている。
5)前面にロゴの印刷
6)再利用しにくい(笑)

なんでこんな形状にしたのか、よく分かりません。コストアップしてると思います。ケース自体のコスト以外にも、組み立ての機械も専用に作ってるのではと考えられ、そこでもコストがかかってるはずです。ただ半端ない使用量なので、安価に提供できるのでしょうね。

メリットはなんなんでしょうか?
1)本体のふたは、2面を押していくと残りの2面も自動的に畳まる。
2)そのため、さらには最後にふたをするので、商品搬入の際の箱の高さは一定にすることができる。つまりラインが構築しやすい。(サイズ違いの箱があれば、判断しやすい)
3)1枚のシートを流せば、箱ができる。(通常のみかん箱形式のダンボール箱をラインに流すと、底を貼ったりするので、ぺっちゃんこになってるケースを広げていくので、動きが大きい)
4)封緘用のテープがないので、全面に印刷が使えておしゃれ!

何書いてるか分からんでしょうが(笑)、やっぱりメリットはあるような気がします。

皆さんどう思われますか?

再利用できなというのは、かなり残念ですね。

ダンボールケースは、ある意味成熟商品ですが、時々すごい改良に出くわすことがあります。

ダンボールケースに気をつけ、そのすごい改良に出会ってくださいね。

でわでわ。
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