メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <カットを追求してみる>

2013-03-21 17:02:46 | Weblog
なはは、今年はイチゴ関連が多いなぁ。昨年比無限大。昨年が0だったのでね。(実は昨年のみならず、ずっとゼロでした・泣)

問い合わせがあり、返事を出しておきました。まだ書き足らないぐらいなのですが、今後の話の中でしていくことにします。遠い方なのですが、出張がてら来てくれたらいなぁと思っています。色々話できて、もっと面白なる確信があります。と、ラブコール送っておきます。

アーティストさんの要望で、ダンボールを細いカットしてみました。細いのは、たぶんペンで描いたのをデータにしてるからです。一見細すぎて「こりゃあかん」と思いましたが、いろいろ工夫してカット出来ました。すごいな、カッティングマシーンは。

添付の写真がそうですが、最細部は1mmです。いろいろな条件によりますが、短いカットなら1mm以下(0.9とかぐらい?)でもいけそうです。

カッティングマシーンはデータを送れば、基本的に自動でカットしてくれます。何も考えなくても、内側の部分からカットして、最後に外周部をカットするということを、勝手に判断してカットしてくれます。

でも、細かくて複雑なカットの場合、機械任せではうまくカットできないことがあります。ここであきらめないで、工夫してカットできるように試行錯誤を繰り返します。それはわくわくするおもしろい作業でもあります。

・カッターの刃を新しいものに変える
・シートを動かないようにしっかり固定する
・カッターの高さを微調整する
・カットの順番を工夫する
・カットするシートの材質を変える
・カッターの速度などを変える など。

依頼された方がカットしているところを見られてはいないので、「出来ません」と言えば了解してもらえそうですが、やはり出来るところまで追及してみないと気がすまなかったりします。

さて今回のカットはどう使われるのでしょうか?すごく楽しみでもあります。

ちょっと難しいんちゃう?というような依頼も歓迎します。




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2 コメント

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Unknown (小寺)
2013-03-22 17:07:34
すごい!こんな細い、曲線のものまでカット出来るんですね!!
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Unknown (須川です。)
2013-03-23 15:00:25
小寺さんコメントありがとう。
何でもこういう風にカットできるわけじゃないですが、出来るわけです(笑)。いろいろ条件を変えてみるのが大切ということで、色々追求してもらったなぁ。
返信する

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