メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

きちんと入りすぎるということ。

2008-08-08 16:51:50 | Weblog
新しい和菓子?洋菓子?のお店のパッケージの現状サンプルの寸法取りと、新しいパッケージの形状について考えをめぐらしました。

ケーキとかのお菓子ってなぜにあんなに取り出しにくいような箱に入れてしまうのかな、という疑問が浮かびました。ショートケーキの類ならば、取り出しやすいような構造をしているものが増えています。前面が開くとか、ミシン線で切っていけるとか。

今回の現状サンプルではショートケーキではなくそういう工夫もないので、全部入れば非常に取り出しにくいような感じです。少し工夫して、取り出し易いことを意識してパッケージを考えてみます。他にも現状サンプルをライバル視(他社製なのです)して、何点か改良してそれをアピールポイントにして提案していきたいと思います。

家電なんかのコードも、一回伸ばしたらもう2度ときれいに収めることができなくなりますね。コードを本体に巻きつけて収納するのがありますが、いくらきれいに巻いたつもりでもコンセントをはめる定位置ところに来ません。そのためすぐに緩んで、きれいに収納ができません。

ほかに季節ものの家電(ストーブや扇風機など)をしまう時も、きれいに入ったためしがありません。5ミリ程度かさが増えてしまうだけで、ダンボール箱のふたがうまく閉まらなかったりします。家電とスチロールがぴったり合わさらないと無理な感じです。

極限までパッケージを小さくして、メーカーとしてコストや無駄を省いたものがいいのか、それとも後の収納のことを考えて仕舞いやすい(少しゆとりのある)パッケージがいいのか、それぞれで考えながら提案していきたいと思います。

------------------------------------------
 「パッケージや緩衝材の形状提案をして欲しい」
 「ぴったりサイズのパッケージや緩衝材が欲しい」
 「パッケージや緩衝材などの図面データが欲しい」
   などお聞かせ下さい。迅速丁寧に対応いたします。

 「こんなものを作ってみたい」
 「こんな形にしてみたい」
   という望みにもチャレンジします。
   パッケージ・緩衝材・POPだけでなく、
   雑貨や文具・収納用品・アイデア商品他なんでも
   お声をおかけ下さい。
--------------------------------------------
 株式会社メルフ 須川栄司
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 無駄を意識してみる。 | トップ | 楽しい楽しい工作の時間。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事