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メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

パッケージあれこれ(9)

2008-09-11 16:52:16 | Weblog
まだやっている「アクリル製品をダンボールで」です。今まではアクリルの形状のままで設計していたのですが、もっと簡単に誰でも作れるようにしてほしいという要望が出てきまして、大胆にやり直しをしています。アクリル製品を意識しないで設計しているので、ダンボールらしい構造になっています。商品がきちんと並ぶかまだ分からないのですが、今のところこちらのほうがいい感じです。やはりダンボールはダンボールですね。

パッケージあれこれ(9)。これは、食料品の輸送用ケースの試作です。材質はB段で、形式はそこが地獄底で、ふたが差し込み式です。パッケージの形式としては、ごく普通の形です。

唯一の特徴は、ふたの両サイドに半円の切込みがあり、そこから別の紙が見えてアクセントになっていることです。サンプルでは茶色のダンボールに白い紙がのぞいていますが、色の組み合わせを変えていけばさらに印象深く出来ます。

この半円は何かといいますと、ふたを開けたときに分かりますが、中にある食料品の説明書をはさむための切込みだったのです。中身はこだわりの食品なので、そのこだわりについて書いた紙をうまい方法で固定できないかという相談がありました。このそのこだわりについて書いた紙というのは、すでに印刷していたと記憶しています。ふたの裏側に印刷するという手もあるのですが、コストがかかるのでこういう方法を考えました。



簡単で、かつインパクトのある方法だ思います。パッケージの幅とふたに取り付ける紙の幅が、幸運にも同じぐらいだったのでこういう留め方が出来ました。ふたに取り付ける紙の幅に対してふたの幅が広すぎると、見栄え悪くなることがあります。

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 「パッケージや緩衝材の形状提案をして欲しい」
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   などお聞かせ下さい。迅速丁寧に対応いたします。

 「こんなものを作ってみたい」
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   という望みにもチャレンジします。
   パッケージ・緩衝材・POPだけでなく、
   雑貨や文具・収納用品・アイデア商品他
   なんでもお声をおかけ下さい。
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 株式会社メルフ 須川栄司
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