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メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <「ソーイングビー」という番組が好きで、そこから思うこと。>

2021-12-08 08:36:15 | Weblog

換気をするので、足元は寒いです。

 

NHKで放映されている「ソーイングビー」という番組が好きで、毎週欠かさず見ています。

ソーイングのアマチュアたちが、課題に基づいて制作をしていき、最後にチャンピオンを決めるイギリスの番組です。

この番組を見てると、ミシンが欲しくなります(笑)。

一つのテーマにつき3つの課題が出て、その3つの課題で落第者が決まってしまいます。

 

この番組で思うことはたくさんありますが、そのいくつか。

一つ目。技術がなければ、残れない。

アイデアが面白い!ユニーク!であっても、それを作っていける技術がないと、評価されません。

基本のものを、基本に充実にきちんと仕上げるということの大切さ、当然さ。

二つ目。課題の出し方は、難しい。

こういう番組は、ソーイングをする人たちに注目が行きますが、そのテーマや課題がうまく出されていないと面白さも半減しそうです。

このテーマや課題をいかに出すかは、番組の制作側が非常に悩んでる部分のはずです。

個々の課題もありますが、全体を通してのテーマを含めての見せ方が、ありきたりでなく「おおっ!」という意外性があって、かつ段階ごとに難易度が増していくような。

 

上のことは、箱作りと同じところです。

基本の形が作れないと、応用もできないです。

勉強会のテーマをどうするかはいつも悩みどころです。ディレクターの腕の見せ所ですかね(笑)。

 

昨日の記事で学生さんに持ち帰り用の箱を考えてもらったとありますが、丸投げをしてるわけではなくて、「持ち帰り用の箱」という大きなテーマから、少しずつ段階を踏んで課題を出していきました。それぞれの課題に応えてくれて、完成できました。

そういう流れがとても面白いと思ったのでした。

でわでわ。

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