ダンボール作用点 ＜まじめに設計のお仕事を＞

昨日今日とまじめに設計のお仕事を。久々な感じでした。

とある食品会社の景品用パッケージ。７種１１点もの景品で、もちろん大きさや形状がバラバラです。何か一つ（例えば高さとか）そろっていればいいのですが、今回は見事なぐらいバラバラでした。

こういう時はどういう風に入れたら、収まりよく見栄え良く簡単に出来るかというのを決めていかなければなりません。あーでもないこーでもないと、並べ替えをしました。

だいたい決まってくれば、個々の景品をどうやって固定するか考えていきます。もちろん部品点数が少ないに越したことはないので、それを意識して設計していきます。でも部品をまとめ過ぎると、作業性が悪くなりすぎるので、ほどほどにする必要があります。

部品が出来てくれば、外箱に入れていって全体を調整します。個々の部品で調節するのですが、全体を見ながら調節していかないと他の部分もおかしくなってきます。木を見て森も見るという感じですね。

でも、こういう難しそうな依頼の方が燃えますね。疲れても充実感があります。

もうひとつは、別の食品会社のパッケージでした。そこの会社から「このパッケージの形状で作ってほしい」とサンプルをもらって来たのですが、調べてみると実用新案登録商品となっていて、その形状で作ることは出来ませんでした。なので、他の案でいくつかサンプルを作りました。まぁいい感じです。



両方とも難易度は高かったので、試作の山が出来ました。捨てるのもったいないなぁ。

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