メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <図面作成が続く>

2009-06-23 18:37:12 | Weblog
図面作成が続きました。見積もりをするために、まず図面が欲しいと、サンプルなしでの図面作成ばかりでした。それらが全部見本のサンプルがあり、それと同じ図面を引くことを求められました。時間があれば、サンプルカットして確認するのですが、今日はそんな時間もありませんでした。

「サンプルがあるから楽勝だって?」いいえ、サンプルと同じようにする方が、はるかに面倒くさいです。なぜなら、そのサンプルを設計した人の癖があり、それを再現しようとすると、あらゆるところを測って作図していかなければならないからです。

それから、木型(トムソン)で抜いたサンプルでしたが、0.5mm程度のずれはあることで、それをどう修正するか気を使います。設計として0.5mmずらしているのか、トムソン抜きした時にずれたのか、あるいはこちらの計測の甘さなのか。そのため何回も同じところを測ったりすることがよくあります。

さらに各部分はOK数字と思っていても、展開の寸法を測ってみると小さなずれが積み上がって1mmとかずれてきたりします。なかなかショックですよ。こういう場合も測り間違いがないか、設計上の整合性はあるかなど確認しながら図面を仕上げていきます。

というわけで、今日は首がコリコリだぃ。

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 芳川紙業株式会社 開発部 須川栄司

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