メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <学生さんの見学がありました>

2016-05-20 18:39:06 | Weblog
最近ブログの存在も忘れていたりします。皆さんも忘れてましたか!?

今週学生さんの見学がありました。6回目です。早いもんです。

当初はいっぱいのことを知ってもらいたくて、たくさん詰め込んでました。近年は、基本的には時間に追われてバタバタしてる感じで変わりないですが、自動的にはしょってまぁ言うの忘れたけどええわです。

で今年から実習の内容を替えました。それがちょっと好評で、舞い上がっています(笑)。まぁ面白いとは思ってましたが、他人にしてもらうのは初めてだったので、そこが心配でした。

今までは実習として私の設計したもので、組み立てるのにある程度考える必要があり、それでいて出来たら面白い、実際に使えるようなものを組み立ててもらっていました。そりゃおもしろいですよね。

それはダンボールの出来ることを知ってもらうのによかったと思います。でも、学生さんは出来たものを作るので受動的だし、いつまでもそういう実習ではいけないように感じました。また、これを見て設計というか展開図を描けるかというとなかなかできないし、何よりネタ切れでした(笑)。

パッケージを考える時に展開図は大切なことですが、自分で考えるのはなかなか難しいものです。かと言って既存の展開図を教えても、将来のある芸大の学生さんにはどうかなと思うようになりました。と言いつつ、いろいろなパッケージの展開図を、資料として毎年1種類ずつ渡していますが。

自分で展開図を考えられるようなことをしておきたいと考えたのです。それがきっかけです。で展開図からパッケージができるんじゃなくて、パッケージから展開図を作るんやと。発想の逆転でもあります。、

こういうことを考えて好評だったので、「学生さんも学べたし私も学べた」という双方向の学びが実感として強く残りました。そこがうれしいですね。

というわけでこれから数年間は、会社見学の実習のネタができました。どう発展させるかヒントは見つけました。それを考えるのもワクワクです。


でわでわ。




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