メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <緩衝材の作り方>

2010-07-17 17:01:12 | Weblog
朝玄関を開けると、セミの鳴き声が聞こえました。

梅雨明けて 暑さトップギア 蝉五月蝿し

昨日娘の小学校は終業式をして、今日から夏休みです。ちょっと早い夏休みですが、その分8月30日までです。

今日は久しぶりの土曜日出勤でした。月何回土曜日が休みと決まっているのではなくて、6月や7月は土曜日の休みが多めです。土曜日だから、忙しくないということはなく、かえって土曜日の方が仕事が入ってくることが多いです。

そんなわけで今日も一杯サンプルカットしました。

化粧品店頭POPを傷めないような緩衝材を作りました。化粧品の店頭POPは、箱から出したらそのまま店頭に置けるように、化粧品やらテスターなどが店頭POPに並んだ状態で入っています。化粧品は大抵数種類の化粧品が一緒になるのですが、それぞれ形状や高さが違うので、毎回苦労します。内心「もっと梱包のことを考えて、並べ方も考えろ」って言いたくなりますが(実際言ってますが)、その解決策を探すのは、ある意味楽しいことでもあると思うようになりました。

担当営業が素案を出して、それを説明してもらいながら、「なんじゃそれ」「こっちの方がええんちゃう」「こんなんどう」「じゃこうしてこうやってみたら」「ほんじゃこうしようか」などと、上手く伝わっているのか分からないような会話をしながら、時には鉛筆でスケッチを書きながら解決策を探します。

で、大体の方向性が決まってくれば、後は引き受けます。そこからちょっと孤独の作業の入ります。どこを先に作っていけばいいか考えていかないといけないので、じっくり眺めます。この場合にもっといい案が浮かんでくることもあります。そうしてまず作っておかないといけないところから図面を引いてカットしていきます。

それを店頭POPにつけてみて確認して、大丈夫だったら次の箇所をカットしていきます。途中どうしても上手く行かないところが出てくれば、躊躇なく戻ります。(実際はがっくりきてため息をつくこともしばしば)

そうやって部分部分で確認しながらサンプルを作っていく感じです。最近はコツみたいなのが出来てきて、「何じゃこれ!」というような場合の緩衝材も大丈夫です。技術向上のため、難題を私に下さいませ。がんばります!

なんで今日はこんなことを長々と書いているかといえば、その化粧品店頭POPの緩衝材のサンプルが、自分では上手く進んだからです。

今日もこれぐらいにしとったるわ!

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 「パッケージや緩衝材の形状提案をして欲しい」
 「ぴったりサイズのパッケージや緩衝材が欲しい」
 「パッケージや緩衝材などの図面データが欲しい」
   などお聞かせ下さい。迅速丁寧に対応いたします。

 「こんなものを作ってみたい」
 「こんな形にしてみたい」
   という望みにもチャレンジします。
   パッケージ・緩衝材・POPだけでなく、
   雑貨や文具・収納用品・アイデア商品他
   なんでもお声をおかけ下さい。
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 芳川紙業株式会社 企画開発 須川栄司

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