お盆過ぎると、朝晩少しだけ過ごしやすくなりますね。
今年もオリンピックはダンボールベッド。
賛否両論あるみたいですね。
どうしても今まで木製金属製などで丈夫だったものが、紙製(ダンボール)で大丈夫なのか?ということで、試しに荷重をかけてみたら壊れた!というのも多いような気がします。
実際にどんな構造になっていて、材質はどうなのというのは分からないのですが、荷重に耐えられる複雑な構造を取り入れて、強度ある材質を使っているはずです。
パリオリンピックには16000台だったかを納入したようです。
組立は、紙製だから簡単というわけでなく、折り曲げが結構大変ですね。
折り曲げるところは、罫線あるいはリード罫が入っていますが、罫線の途中に別のカットラインが入ってあったり別パーツがあったりすると、ちょっと慎重に折らないといらないところでダンボールが裂けたりします。
設計してサンプル作る時は、そういうところがよく分かっているので慎重に折りますが、大勢で作るとなかなか徹底できない場合があります。
そういう組立時の裂けや組み立てて順の間違いを、テレビで紹介していました。
組立の問題は、災害避難用のダンボールベッドでもあります。
ダンボールベッドは様々なタイプがあって、今年1月の北陸の地震では種類が多すぎて組立に困ったという声が多かったそうです。
またごく簡単と業界人は思っているみかん箱形式の組立でも、意外と簡単にいかなかったようです。
それだけ、日常的にダンボール箱の組立をしたことがない人が多いといえるのではと思います。
さて、そのオリンピックのダンボールベッドは日本のエアウィーヴ社が開発販売していますが、実際はダンボールという素材上どこかのダンボールメーカーが設計・協力しているのではと思います。
どこなんやろ?
オリンピックという大量でかつ短期間に使える状況で使ってもらって、データ取りをして、今後改良していくと思います。
長期的に見ていくことは大事ですね。
もっとコンパクトになったら、使ってみたいです。落ちてもけがしない高さで(笑)。
自分で使うなら補強や修理はしやすいです。ダンボールベッド修理業とかできそう(笑)。
でわでわ。
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