メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <寸法をしっかり正確に測ることで、先人に知恵が見えてくる!>

2022-06-27 08:37:29 | Weblog

週末暑すぎ!

水分取っても取っても、汗かいて冬ほどトイレに行かず。

まだ梅雨も終わってないのに、どうなるんだろ!

 

学生さんが描く差し込みのスケッチを見ると、差し込む穴に対して、差し込みが同じ幅か穴より幅せまの場合が多くて、それはすぐ抜けますよ!です。

ダンボールなんかは、摩擦で止まってるような仕様も多いのできつめにして抜けにくするのですが、幅せまだったら摩擦が幅方向に効きにくくて、抜けやすくなります。

差し込みは大抵また外すことが多いので、抜けやすいのはいいのですが、勝手に外れるぐらい抜け易いのはよくありませんね。

という時に、身の回りにある差し込みをよく観察して発見してほしいと思うのです。

その時に大切なのは、各所の寸法をしっかり測ってみるということです。

出来れば0.5mm単位で、出来るだけ正確に測ってみてください。

また同じような構造があった場合、同じようだからいいやと思わずしっかり測って、データベースを豊富にしましょう。

そうすると、先人たちが考えてきた工夫が見えてきますよ。

ただパッケージやケースには、「こう工夫した!」と書かれてないので、自分での解釈でしかないのですが。

そうやって差し込みをいくつも見ていくと、入れやすさのためにこうしている!抜けにくさのためにこう工夫している!というのが見えてきます。

で、それが分かってくると、パテント侵害にならないように真似していくといいです。

パテント侵害も、通常のレベルでは気にすることもないと考えています。

でわでわ。

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