goo blog サービス終了のお知らせ 

メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <鶴亀算続き>

2015-12-10 08:34:15 | Weblog
ちょっと下り坂。そして冷えますね。

思うようなサンプルが出来ると、正直言って気分はいいです。引きずって翌日も気分いい(笑)。という時に限って落とし穴があるんですが(笑)。

昨日のブログの続きで。

以前、社内で設計を継いでくれそうな人に、ある形式の設計を依頼しました。とりあえず自分で考えて完成させてほしいとお願いして。要するに、悩んで自力で答えを導いてほしいということです。

この形式は、基本的な形式ですが、少々複雑さがあります。それゆえあいまいさがあっては完成できない部分があります。それに気づいてほしかったというわけです。

丸3日かけて、確か完成したように思います。最終的にこちらからアドバイスをして完成させたのか、本人が気づいて完成させたのか忘れましたが。

実際の現場では、その形状に3日かけるなんてできないことです。ですが、今後のために鶴亀算の時の27年間ではないですが、時間をかけてもらいました。

それで、ひとつには形式を学んでもらえたと思います。図面を完成させることで展開図面や角度の意味、重要性を知ってもらえたんじゃないかな。まぁその角度の意味や重要性は私が感じたことにすぎませんが。

それ以外に、分からない時に人に聞く以外でどう打開すればいいのかを考えてもらえたと思います。それは後に生きてくるでしょう。

モノづくりをしようとすれば、自分である程度の答えを導き出せるようになることが大事ですね。そのために時間をかけることも大切です。

でわでわ。



ダンボール製什器です。写真ギャラリーで使ってもらいました。会場の雰囲気に合わし、また細長い天板でも倒れにくい工夫をしました。







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ダンボール作用展 <鶴亀算> | トップ | ダンボール作用点 <今日も... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事