メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <元の箱があるから、寸法測って設計したら、同じもん出来るやん!というほど簡単ではない!>

2020-03-06 13:10:39 | Weblog

今日もいい天気。

トイレットペーパー騒動は下火になってきたのかな?

マスクはまだ不足なのかな?

まだマスクはしていないけど、CAD室にいたら人はあまり来ないし、広いし。

でも早く終息してほしいですね。

さて、元の寸法をきちんと測って図面にしてカッティングプロッタでカットすると、同じものができるはずです。

でも、難しいんだよね、これが!(笑)

でも今日のは、ほんとばっちりでした。自画自賛しようかな(笑)。

営業が得意先からもらってきたケースの寸法を測って、図面に起こしてくれました。

これを元にCADで図面にすればいいのですが、抜けてるところがあったのでそこを測り、ついでに確認のためにいくつか測りました。

「ちょっとちゃうな!」「ここもずれてる!」

という感じで、途中から営業の図面関係なく全部図りなおしました。

で、作図してカットしたら、あらまーピッタリやんというわけでした。

すでに組み立てて使っているケースの採寸は、難しさがあります。

どこが難しいかというと、

1)どこで折れたかわかりにくい。

2)もともとの木型とかにずれがあるかもしれない。

3)罫線の位置がわかっても、罫線の中央(一番くぼんだ部分)から測っているか?

4)微妙に斜めの線があり、それを把握できるか?

5)RやΦなどの数値の確定。

6)元の設計した人の癖がある。

などなど。

1mmぐらいええわ、と思ってしまうと、全体から見るとかなりずれることもあります。

なので、何度も図って、同じ間隔でもずらして測って、数値を確定する必要があります。

最初にできるだけきちんと測っておかないと、後で修正したらええやんと思っても、別のところがずれる可能性大です(笑)。

というわけで、寸法測るだけでも難しいもんですわ。

でわでわ。

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