メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <「かぶっと」秘話、というもんでもないですが(笑)。>

2022-04-07 07:58:34 | Weblog

春は「かぶっと」!

 

「かぶっと」秘話、というもんでもないですが(笑)。

元々ダンボールで様々な将軍の兜を展示したいという話があって、作ることになりました。

実はダンボールで兜というのは、結構なダンボールメーカーさんが作ってます。

なので、同じような発想でダンボールで兜を作るとなれば、必然的に同じようなものになり後発としては埋もれてしまう心配がありました。

ダンボールメーカーには変態さんがいるので(笑)、細部の追求は追いつけないものがあります。

なにか発想を変えなければと思いました。

打合せの時、例えば災害の時にかぶることができるような強い緩衝作用があるものとかどうかなと話しました。

実益を兼ねるというか。

で、実際に作り出す時に、実益を兼ねるということは全然すっ飛んで(そなもんだと思います)、以前作った片段(片面ダンボール)の形状を思い出して使えないかと思ったのでした。

この時自分で大事だと思ってるのは、兜の形状についてあまり詳しく調べなかったことです。何たるぐーたら(笑)。

大体の一般的なイメージをネットで確認するぐらいで、試作していきました。

こだわり出すと「この武将の兜はこういうところが特長である!」ということを再現しようとして大変ですし、そういうものは他の方がやられてますし。

後で知ったのですが、兜のかぶる部分も結構いろいろですね。そこを再現しなくてよかったです(笑)。

というわけで兜本体は一般的なものにして、立物と言われる鍬形・竜頭などはしっかりとオリジナリティを出そうと考えました。

そうやって試作していくと、「いいやん!販売できるんじゃないか!」という風になりました。

なので、デザインも「これ!」というより一般的な兜をイメージできるものにしています。

全国各地で行われる武将関連のイベントで、立物を変えて作っていけたらと思います。

関心のある方はお気軽にご連絡くださいませ。

でわでわ。

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