メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <8角形ダンボールケース>

2010-08-19 18:10:00 | Weblog
昨日は、ダンボールの勉強に行ってきました。

日本包装技術協会関西支部の会員フォーラムで、「8角形ダンボールケースの魅力」というテーマでレンゴー(株)の石川さんの話を聞いてきました。(日本包装技術協会はこちら

最近スーパーなどで、普通のダンボールケースの角が落とされたような8角形タイプのダンボールケースをご覧になられることが増えてきたと思います。シャンプーや食品関連で見かけます。

この8角形ダンボールケースはなかなか優れもので、ダンボールの使用量を少なく出来る上、側面が8面になるので圧縮強度に優れています。窓を開けてもぐらつきません。また、角を落とした部分に印刷することで意匠性に富み、陳列用途のケースとしてインパクトも出ます。

一番すごいなあぁと思ったのは、ふたの部分と底の部分が、互いに「オス」「メス」の関係で、垂直に積んでもぐらつかない構造になっていることです。通常のみかん箱のダンボールケースは、垂直に積んでいくと荷崩れがあったりして危険なのでかみ合うように積んでいくのが基本です。それをしなくてもいいというのは、素晴らしいことです。

専用の機械が必要なので、ダンボールケースを大量に使う工場等でないと導入も難しいものがありますが、まだダンボールケースも工夫の余地があり、そういう気持ちで取り組んでいかなければと意を新たにしました。

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 芳川紙業株式会社 企画開発 須川栄司

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