メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

「知的財産活用セミナー」のまとめ。

2008-09-29 17:54:35 | Weblog
先日、「知的財産活用セミナー 『知財×経営』戦略で強いものづくり企業へ!中小製造業の知的財産マネジメント実践法」を聞きに行ったのですが、少しまとめておきます。

中小企業やベンチャー企業を取り巻く環境は、どんどん変化しています。アジア諸国の追い上げがあったり、大量生産から個別化時代に変わってきています。また国家的な知財の気運が高まってきています。そうした中で、新しい経営手法の必要性が期待されています。それが「知財経営」と呼ばれるものです。

特許ポートフォリオという考え方を知りました。やたら特許出願しても新商品を守ることはできますが、それだけ不要な特許出願も増える可能性があり効率的だとはいえません。そのためどのような特許出願をしていけば、一番効率的かを考えながら特許出願をしていくことが大切です。

知的財産は単に取得するだけではなく、どのように活用するか(オプション)を考えることも大切です。たとえば、独占戦略・オープン戦略(標準化)・ライセンス・技術移転・資金調達などのオプションがあります。

発明の種類には、職務発明・業務発明・自由発明というように分類ができます。
職務発明は、従業者等の現在又は過去の職務に属する発明のことです。(職務上の発明の場合)
業務発明は、使用者等の業務範囲に属する発明のことです。(会社はその業務をしているが、発明者はその業務に従事していない場合)
自由発明は、業務や職務に関係ない発明のことです。
どの発明かによって、また勤務規則等により権利の捕らえ方が変わってきます。一般的には、職務発明の場合は企業に譲渡され、発明者である従業員は対価をもらうことができます。

知財コンサルティングは、知的財産の活用をどのように推し進めていくかを、主に外部の弁理士などにコンサルタントしてもらうことで、社員の知財教育なども含めます。中小企業においては、一人の知財部員を雇うよりも、外部にアウトソーシングするほうがコストや実践力を考える上で好ましいと考えられます。

なお、私は知的財産の専門家ではありません。そのため正確な記述になっていない場合もあります。このため知財について、理解を深めたい場合は専門家の意見をお聞きになることをお勧めします。

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 株式会社メルフ 須川栄司

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