メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <キッザニア甲子園のテーブルのアクティビティは盛況でした!!!>

2019-04-03 15:53:17 | Weblog

桜もまだ満開にならず。

先週、キッザニア甲子園でのテーブルを組み立てるアクティビティは、大変盛況で終わりました。

今回は、キッザニア甲子園さまが10周年ということで地元企業とコラボをすることになり、キッザニア甲子園と同じ西宮市でダンボールのエヴァンジェリストとして活動されているクラフトマンエッセンスさまがキッザニア甲子園様とコラボをすることになりました。

そのアクティビティ用のダンボール製品の作成依頼が、クラフトマンエッセンス様から依頼がありました。

 

当初は弊社の正座椅子のような簡単なものの提案でしたが、参考画像(六角形テーブル)を見ていただいたキッザニア甲子園様から、「これがいい!ただし子供用なのでサイズを小さくしてほしい。さらには椅子にもなったらもっといい」という提案がありました。

「椅子にも!」無茶ぶりやんか(笑)と思いながらも、クラフトマンエッセンス様の「正座椅子の構造を使ったらどうでしょう」というアドバイスがあり、それに乗っかかりました。

パーツが増えるし、組み立ても難しくなるし、どうかなと思いながら仕上げたサンプルを気にっていただけ、採用になりました。

椅子としても使うには、テーブルとして使用する以上に荷重がかかります。正座椅子の構造を取り入れることで、格段に強くなります。ただ寸法に精度が出ていないと荷重が偏って壊れやすくなるので、そこには注意しました。

また、組み立てて終わりじゃなくて、収納してコンパクトに出来るのもひとつの特徴です。公園などに持って行って楽しんでもらえたらいいなぁという思いがありました。

そのため分解しやすい構造。さらには分解しやすくても、強度がある。収納しやすい構造などが重要になってきます。

一部接着箇所を入れたのは、荷重対策のためです。通常は接着は面倒などで敬遠されるのですが、OKが出たのでほっとしました。

幾度かサンプルを作り、微調整を繰り替えしていくと、自分でもいいなぁと強く思うようになりました。

製品ができた後は、クラフトマンエッセンス様にバトンタッチして頑張っていただきました。

聞くところによると、毎日完売(満席)だったそうです。気に入ったので後日また作りに来られたお子さんもいたそうです。コンパクトに持ち帰られるのは、親御さんの評価が高かったです。家で再度組み立てて、ご飯をダンボールテーブルで食べたというお子さんもいたそうです。

工作ができるという他のアクティビティと一味違って、とても好評なアクティビティになったようです。ありがとうございました。

イベントを実施されたキッザニア甲子園様には、的確なアドバイスと提案に対してOKを出していただき、ありがとうございました。

製作の機会をいただいたクラフトマンエッセンス様ありがとうございました。アクティビティの報告も随時していただき、どんな感じかよく把握できました。今後ともよろしくお願いします。

このダンボール製六角形テーブル、イベントなどで使ってみませんでしょうか?

お気軽にお問い合わせください。

でわでわ。

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