メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <学生さんのアイデアから思うこと>

2013-06-20 12:35:07 | Weblog
イラストレータの操作で四苦八苦していました。

そう今はCS6のイラストレータがあるのですが、その前はCSだったのです。間が空きすぎです(泣)他人が作ったデータに修正する必要が出てきたのですが、流行からはじかれたみたいについていけませんでした。

いろいろいじってたらできるのがMacのよさなんで、まぁ無事出来ました。ちょっと肩凝りましたが。

ところで今日は本題でも(笑)。

あれも出来てこれも出来て、というアイデアが沢山ありました。もちろん最近見直している学生さんのアイデアです。

あれもできて!これもできて!というのは素晴らしいことだと思います。そりゃひとつのことでいくつかのことが出来れば、ものが少なくて済むし便利です(たぶん)。

でもそういう発想でアイデアを出すのがいいのかということに、疑問として出てきました。

もしかするとアイデアを有効だと思わせるために「いろいろ出来ます」と言っているんじゃないかとも感じました。私たちの身近で見てみても、あれもこれもで使えるというのは、魅力を十分に感じられない場合も多々あります。

例えば先がフォークみたいになったスプーンのようなものがありますね。フォークとしても使えるしスプーンとしても使えるというアイデアですが、ほとんど見かけなくなりました。そんな感じです。

ひとつのアイデアに対して、まずしっかり掘り下げる。それだけでアイデアを形にするぐらい考えるのが第一。で、その結果ふと見直した時に新しいアイデアや使い方などが浮かんでくれば、付加させていけばいいと思います。

メインのアイデアをしっかり考えていないうちに、色々付け加えても、焦点が定まらないアイデアになりがちで、それはせっかくのアイデアが面白くなくなってしまうことになってしまいます。事実そんなアイデアもありました。

いろんなアイデアの出し方があり、要求されていることもそれぞれ違いますが、ひとつのことにスポットを当ててじっくり考えることはまず必要なことでしょう。

その時は、創造力より想像力がまず大事なような気がしています。




 BMB参加中

芳川紙業やメルフについてはこちらをどうぞ。
オリジナル商品についてはこちらをどうぞ。(古い記事ですみません。デザインなど変更しているものもあります)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ダンボール作用点 <今日は... | トップ | ダンボール作用点 <学生さ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事