メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <学生さんのアイデア見直し>

2013-06-17 20:07:11 | Weblog
先月学生さんが来られた時に発表してもらったパッケージのアイデア・企画を見直していました。

見学の当日は、アドリブで講評していたのですが、時間の制約もあり十分にその内容を把握して講評していたとは言い難い面がありました。それなりに何かをつかんでくれていたようですが。

7月になると大学で発表会があり、そこで自分のアイデアを実際に試作したものを見てまた講評することになります。いつもそこでもアドリブなのですが、今回は見学時のアイデアをもう一度見直してアドバイスしてみようかと思いました。

見学時のアイデアから変更している学生さんもいるようですが、思いの詰まったアイデアにアドバイスをしていくことは、図らずも私の力を問われていることになり、うかつなことはできなくなります。

さて個々に思うことは発表会で学生さんに伝えるとして、全体的に思ったことを備忘録的に。

1)箱(パッケージ)の構造はきちんと教えたい。
2)立体的にアイデアを表現しているが、その展開図を描くのは想像力が必要。
3)ダンボールって、もっと弱いです!
4)ダンボールを使うことのひとつのポイント(面白さ)は、1枚のシートに納めようとすること。(もちろんできない場合もありますが)
5)「どういう使い方をするのか(出来るのか)?」ということにもっと想像力を生かしたい。

などなど。大学入学1カ月でよく考えていると思いました。私とは違う視点から考えてくれているので、しっかり見直すことで私にとっても生きたアイデアになります。

こういう機会を生かしていきたいですね。




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