メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <見積り依頼のこと>

2013-06-06 14:52:44 | Weblog
株価みたいに営業からのサンプル作製が集中したり、かと思えば何もなかったり、まさに乱高下状態です。

サンプルも、大変そうな依頼だったので時間がかかると思ってたら意外と早くできたり、カットだけなので楽勝と思ってたら、すごい時間のかかるカットだったり(カットしてから修正が入ったり)。乱高下状態です。

ネットからの問い合わせや展示会などで交流のあった方から、ネットを通して見積依頼があります。ありがたいことです。その場合金額としてどれぐらいかかるのかは、非常に関心のあるところですね。

形状が定番のパッケージなどでは、すぐに展開図が描けるので、見積りもしやすいです。ですが、展開図が出てこないと見積りもしにくいです。

なので定番のパッケージ以外のもの、例えば什器や緩衝材、替わった形状のパッケージなどの場合、見積りを出す前にサンプルを作製して、形状(展開図)を決めておかなければなりません。逆に言うと、すぐに見積りできなかったりします。

頭だけで考えていても、出来そうなものが実際はできなかったり、逆に頭の中では出来なさそうなものが実際はできたりすることがあります。なので、まず設計をしてサンプルを作って、実際に製造可能か検討します。

でないと、出来ないものに見積りを出してしまうこともありえます。でも、それはしてはいけないことです。

一番いいのは、パッケージなどの場合は中に入れるものを実際に見ながら設計することです。

というわけで今日のサンプルは、いい感じに仕上がりました。ネットからの問い合わせでしたが、昨日の段階では、営業と打合せをしてもなかなかどうすればいいか見えてこなかったのですが、そのごいろいろ考えて「えいっ」と進めると、予想以上にうまくいき早くサンプルが出来ました。

細部の調整や形状の変更、材質の変更はありますが、作ったサンプルを元にすれば容易に行えますし、よりきちんとした見積りも出せます。

ついでに、ご依頼時の注意点として、ダンボール製品などは単価を出しにくかったすることがあります。たいていオリジナルの製品になるので、必要個数を元に見積りします。1個からもご依頼可能ですが、やはり割高になってしまいます。

是非ご一緒にいいパッケージ・ダンボール製品を作りましょう。




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