ルミナリエ

今年もルミナリエの季節がやってきた。
初めてルミナリエがあったのは震災後のことだから95年の12月のはずだ。そのときは私は親と一緒にルミナリエを見に行った。ただ歩いていくだけだったが、癒されもした。それから何回かルミナリエに行った。その度に人が多くなっているのを感じ、そのためか地震後のルミナリエのあの純真な気持ちが薄れているようにも感じていた。
このルミナリエが資金不足で来年の開催が危ぶまれているらしい。神戸の冬の恒例行事になっている感もするが、もういいんじゃないかと思う。もういいんじゃないかというのは、少し前から言われてたことでもあるが。
神戸市民がルミナリエに力を力をもらったのは確かだ。なんかそれを今度は、「ルミナリエさん、ありがとう」と言ってさよならをしてもいい気持ちになっている。そうすることで私たちが成長していける気がする。資金がなくて無理に続けることもないと思う。隔年や5年後とでもいいんじゃないだろうか。