下駄を履く。

家のメーターボックスのところに下駄があるのを見つけたので、履いてみました。ほぼ初体験です。

いきなり階段。怖かったですね。思わず手すりを持って、年老いた人のごとくゆっくり歩いていきました。下駄は歩きにくいっす。

外に出るとアスファルトの上を、音を鳴らさないように歩いてみました。音が出るのが、少しうるさいかなと思ったりしたので。すると、下駄は硬いのでその衝撃が吸収されずに脳天に響いてくる感じでした。音を立てるように歩いていく方が、衝撃が緩衝されるので理にかなった歩き方かなと思いました。

歩いている時はいいのですが、立ち止まったりすると二本歯の下駄なのでバランスがうまくとれずぐらついてしまいました。立ち上がるときもバランスを崩しやすく、娘の足を踏んでしまいました。すごく痛かったようです。

驚いたことに、家に戻りじゅうたんを踏んだ時、びっくりするぐらいふわふわ感がありました。下駄を履いたので足の裏が固くなってしまってたのでしょうか。長い時間下駄で歩いたので、明日はどこか筋肉痛が起こってるかもしれないです。

まぁ情けない下駄の体験でしたが、「下駄」という今はあまりなじみがなくなったものを体験できたよかったということにしておきます。ときどき履こうかな。