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メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <ダンボール製品の強度は、思うより弱い!>

2023-02-17 09:33:46 | Weblog

今日は温そう。

 

什器の試作。

一つ目は営業にOKもらいました。

これはいろいろなサイズで応用が利く形状です。

で、別案の依頼もありました。

ただこの形状、大きさで荷重対策入れると難しすぎる。

一応元々の4個入りを2個入りにしてもらいましたが、まだまだ大変そう。

どうするどうするで、スケッチなう。

よく見かけるダンボールって強そうなんですが、やはり紙ゆえに弱さがあります。

強化ダンボールやバイウォール、トライウォールなどは別ですが。

特に作った時は強いやんという印象がありますが、荷重がかかると何重にしていても曲がったり反ったりします。

棚などでずっと荷重がかかると、だんだん沿って元に戻らなくなります。

振動が加われば、緩むこともしばしばで、それゆえに壊れやすくもなります。

ダンボールの圧縮強さなどの数字はありますが、複雑な構造になるとどういう風に考えたらいいか難しいですよね。

ただ思うより弱いという認識でいいのではと思っています。

どれぐらいが基準になるのかというのは、身の回りのダンボール製品がどんな材質のダンボールを使っているのかを観察することでつかめますね。

材質だけでなく構造も観察して、自分の設計に生かします。

街で出会った什器の構造が知りたく下からのぞいたり、触って材質を確かめたりしていました。l

でわでわ。

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