メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <どのように箱に入れるかを確認してから、緩衝設計が始まります。>

2023-09-29 11:46:25 | Weblog

まだまだ暑い。

以前はこれぐらいの気温が夏だったような気が。

 

いつ来るか分からない災害用品のサンプル作製をしています。

備えあれば憂いなしです。

でも備えられるようなものにしないと、置いてもらえません(笑)。

使いやすさや組み立てやすさ、収納しやすさ、価格面など。さてどうしようか?

 

緩衝設計の依頼ありました。

箱に入れる前の状態で、営業が説明してくれたのですが、箱に入れた時の梱包手順を考えると、「ちょっと待った!」となりました。

箱がない状態で説明すると、中に入れる製品の横から手を加えることが出来るのですが、実際はみかん箱形式の箱に入れるので、横から手を加えることはできないのでした。あくまで上からです。

となると入れ方に大きく制限がかかります。

入れ方が分かってから、設計できるというわけです。

この案件、そういうことで簡単そうで実は難しい気がしています。

入れ方がすく分る場合もありますが、どう入れるか分からない場合もあります。ご自由にという場合もあります。

緩衝設計の場合は、依頼先が大まかに考えている場合が多いです。

それに基づいて、設計してサンプルを作るという感じです。

その時細かな微調整は大切です。

でわでわ。

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