涼風やさしく

伝説のみぃーちゃんシリーズとメイプルストーリー          
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伝説の・・・・

2012年02月27日 | 伝説のみぃーちゃん

はいはい・・・。

伝説のみぃーちゃんシリーズですよ~。

なにげに人気のあるコーナーになっています。

未確認生物のような存在になりつつあるようです。

今回は、コーヒーを用意して読んで下さい。

本当に長文やで

ウルトラ:「今日は・・・なんだっけ書くの?(内容)」

スタッフ:「ほらっ・・いじめられっこの続きですよ」

ウルトラ:「ああ」

では、はじまり はじまり~。

(タイトル) 修行の始まり(牧場物語/始まりの大地ではありません)

みぃーちゃんは、元々なにか武道に心得があるようでした。

そして彼のお父さんは、背は大きくなかったが体つきは筋肉マンみたいに凄く、上に服を着ていても分かったほどでした。

夏に彼の家に遊びに行ったとき、そのお父さんが薄着で居たので体を見たら格闘家のようでした。

名前を忘れたが、ちょっと昔になるが“格闘のプライド”に出ていた強い外人のような体格です。

 

お父さんが軽そうに持つものが、めちゃくちゃ重かったりした。

私は、あの人は人間じゃないと幼心に思ったものです。

みぃーちゃんの力の源は、このオヤジかぁ・・・と思ったものです。

ある時、彼の家が所有している小さな山に行こうと言われ、黙ってついていったのですが・・・。

突然!!

オイ! ウルトラくん

これやってみな!

彼の父が差し出したのは、“斧”

これで木を倒せと言うのです。

最初やってみせるから、やれよと言われ・・。

あっという間に、そこそこ太い木が斧で削られ、最後にキックでバサッと倒れた。

下に倒れるように、角度やポイントを教わった。

斧を持って・・・持ってぇぇぇぇ・・・重過ぎる。

振れないじゃないか!!

重くて無理(泣)

小学4年生の私には無理だった。

そしたら、みぃーちゃんがこうするんだよと言わんばかりに斧を振り始めた。

木は削れ、そして倒れる。

無駄に動いていないのは、その振りの挙動から素人でもわかった。

“へたれ”なスパンでの斧振りを、時々山に行ってはこの二人に強制的にやらされた。

手が豆だらけ・・・痛い、痛すぎる。

体全身が筋肉痛で動くと痛い。

行かない時は、女の子のオモチャになりながら。(このお話は次回です)

足場が悪すぎるのと、力がなさ過ぎるのと、勾配があり過ぎて力を最後まで溜められない。

何回やっても、うまくいかないので“鉈”を渡された。

これも重いし、怖い・・。

でも振れる・・・。

これでコツをつかむように言われた。

それでもコツをなかなか、つかめそうになかった。

暫く月日が流れ、山に立つことは慣れてきた。

気のせいか腕が太くなり、腰の力も付いた。

バランス感覚もよくなった。

そして、斧を多少ではあるが振れる感覚があった。

次の年には、細身の木なら倒せるようになった。

これはきっと、みぃーちゃんの家で手伝いをやらされた恩恵なのであろう。

30-60kgの重さの肥料や米その他を暇をみては、なにかしら手伝わされていた。

“修行”という名目で・・・。

持つのが不可能だった重さが、最後には持てるんだと感じた。

タオルでの綱引きや、ロープにぶら下がる・・・。

色々とやらされた。

彼の愛犬とのスパーリングという名の危険行為まで。(犬は大喜びしてました)

バランスもよくしないとダメとのことで、平均台での歩行やジャンプ・・・。

しまいには、フェンスの上を歩けだの・・・。(タイガーマスクの入場シーン)

腕立て、腹筋当たり前・・・なぜか逆立ち付き。

ある日、なんでこういう発想が思いつくのか聞いてみた。

彼が言った・・・。

俺には“バイブル”があるんだと!?

何それ!?

これだよw

部屋で差し出されたのは、得意のブルースリーの本や極真空手のチャンピオンの本であった。

なかでも少林寺、蟷螂拳、なんちゃらの意味不明な本が・・・。

そして、ボクシング、柔道、サンボと格闘の本だらけであった。

なぜか・・・タイガーマスクのコミック本まで。

聞くところによると、これで自分なりのスタイルを作っているとの話であった。

お父さんからもなんか教わっているようであった。

基礎体力があると、力の加減とバランスがあれば、なんでもできそうだと強気の発言であった。

でも彼の父が、木にパンチをしたりキックをしたりするのを何回か見かけたことがあった。

当たったら死にそうな感じがした。

他でまねをしたら、大きく腫上がって大変だった。

みぃーちゃんが、強いのは当たり前とも言えた。

でも、みぃーちゃんはお父さんから言い聞かされていることがあった。

何が一番強いか。

それは“強い人が一番強い”とのこと。

そして、人前では使うなと。

心の中で、みぃーちゃんは馬鹿だと思った。

しかし、説明を聞いているうちに、納得してしまった。

基礎体力とバランスの強い人が強い・・・。

そして力の加減をコントロール出来る人。

素人と玄人が喧嘩したら普通は玄人が勝つと思うが、彼らの理論は違う。

素人でも敏捷性が高い人は、“避ける”能力が最初から高く、それを玄人が勝っていなければ当たらないとの説明であった。

あとは、間合いについて話していた。

素人は間合いが関係ないから、瞬間だったら玄人が倒されることもあるんだと・・。

玄人は、みんな間合いから教わるが、素人は生まれ持っての間合いなんで、普通はお話にならない。

しかし、ごく稀に天才のような人が居るといっていた。

そして力(体力)は、最初から付きやすい人と付きにくい人がいるんだと。

あとは、“怖い”という気持ちを持たないとダメだと言っていた。

恐れではなく、“瞬間の怖さ”という気持ちだと教わった。

私は、こんな狂気とも言える友達に小学校高学年から中学校の3年まで鍛えられた。

実戦をしなくてはならないと言われ、小学校4年生から柔道を始めた。

中学校では、もちろん柔道を継続するつもり・・・。

であったはずが・・。

小学校ではチビながら、柔道でNo.2-3の強さであった。

大会でも入賞し、その後レスリングの国体選手(高校)になった同学年の選手とも当時戦ったが引き分けた。

中学も期待されていたが、入部に際して大きな壁が私を回れ右させた。

“丸坊主”でーす♪ の一言。

長髪大好きの私には、絶対に無理な説明であった。

長髪がOKなのは、テニス部だけ。

もちろん、なんの迷いもなくテニス部に入部です。

なぜか、みぃーちゃんは部活をやらなかった・・・。

でもこの時点ですら、彼と柔道をしてもコロコロ転がされていた。

全く勝負にならなかった。

1分と立っていられないのです。

みぃーちゃんは、テニスに入ったことを歓迎してくれた。

反射神経や動体視力を鍛え、力のコントロールを覚えられるとの見方をしていた。

これで彼らから解放されたと、私は大きな勘違いをしていた。

部活が終わってうちに帰ったら彼が居た・・・。

1時間訓練するぞ。

手作りサンドバックに死ぬほどキックとパンチの練習が待っていたのである。

暗くなってからの特訓だった。

その後で宿題が・・・。

それをほぼ3年間もやらされた。

雪が降っても、雨が降っても、風が強くても関係なく、木を倒すことも・・・。

そして彼からの課題をもらった。

毎日、蹴りとパンチ、腹筋、腕立て1000回

そのお陰で、小(高学年)中学校では一人でも問題なく生活が出来た。

柔道の時にいじめっ子が力で抑えようとしたので、みぃーちやん張りに投げまくったのである。

相手は降参し、それ以降なにもしなくなった。

勝手に“危険人物”の二人になってしまっていた。

中学生活は、テニスだけなので“平穏”であると思い込んだが、先輩達はそれを許さなかった。

なにせ、入学式が終わって始めて登校した日の出来事は今でも鮮明に覚えている。

長い阪を上ると中学校であった。

上りきって、その先に見知らぬ先輩が二人仁王立ちをしていた。

直感で分かった、危険であると・・・。

次の瞬間

オリャャャ!!と言いながら、こちらに猛ダッシュ・・・。

うわっ!!!と感じた瞬間・・・手前に居た同級生を殴り倒し、二人で両足を持って逆さま状態にしたのである。

さらに、その状態で揺さぶるのである・・・。

なぜか?

チャリチャリーン・・・。

サイフや小銭を落とす為にである。

学校の真正面でやっているのである。

それも朝から・・・。

やられた生徒は、大泣きして昇降口にゆっくりと歩いていった。

誰も止めない。

見てみない振りとはこのこと。

そして、今度は私に向かってこう言った。

笑いながら “金貸してくれよっw”

これで中学校生活は地獄だと悟った。

どうするか困っていると、後ろから知り合いの先輩が来て、お前なにしてんの?と聞かれ・・・。

事情を説明したら、その先輩がパンチでその二人を鉄拳制裁!!

なにか困ったことがあったら言ってね~♪

小学校は別であったが母の知り合いで、この先輩には面識があった。

みぃーちゃん、この先輩達に守られているお陰で、なに不自由なく生活できた。

実はこの先輩、卒業して暫くしてから〇〇組の〇部に出世した人物であった。

高校の終わり頃にそれを知るのだが、ゲーセン前などを通るとよくみかけ、私を見るといつも「こっちきなよ」と言ってはジュース等を飲ませてくれた。(食堂でもご馳走になった)

この光景を勝手に周りが解釈したので、さぁ大変だったのである。

就職とか困ったら、俺のところに来いよと口癖のようにも話していた。

但し、この人達とは、これ以上関係しないようにしようと心に決めていた。

後で知ったことですが、私の近所には変な人がやや多く、時々遊んでいた優しい先輩までが大人になってから黒っぽい服を着てヤクザのような風貌になったのです。

一般的には、ヤクザとか暴力団と言うそうです。

みぃーちゃん一族とは、その団体は関係ありません。

ただ、狭い街なので面識はあるようでした。

そして、一部の先輩が後輩を思ってか・・・あいつを守れと言っていたそうです。

だから、あの時に・・・。

高校でも絡まれるのですが、やはり知らない先輩が助けてくれました。

これもそうなのかと・・・。

いつになるか判らないので、部活繋がりで高校のお話を少しだけ。

“訓練は実践で”をそのままに、いよいよ空手部に入部しました。

頭髪OKだったので。

そして、みぃーちゃんの訓練成果をここで思い知ることになりました。

みんなが、ヒイヒイ言っている練習がだるい・・・。

あまり汗をかかない。

そして、スパーリングは相手の動きが見える。

強くない3年生の先輩からは、身体に攻撃を当てられることはなかった。

入部して間がないのに、3年生と互角であった。

帰りに防御無の構えを指示され、体に当てられることはあったがそんなに痛くない。

こんな感じであったため、1年生から活躍させて頂き、全国、国体と旅行させて頂くことが出来て、みぃーちゃんには感謝しています。

でもお土産は、お決まりのよう持参してましたが・・・。

でも、みぃーちゃんには絶対に勝てなかった・・・・化け物と勝負して勝てたら大変とあきらめました。

そして、そのことは他の人に勝手に託しました。

現在、道場をいくつかもっており、テレビなんかで見かけることがありました。

母親にウルトラさん元気といっていたらしいですが・・・。

空手を続けることを当時夢見ましたが、実はみぃーちゃんの言葉がその時にわかったのです。

なぜなら、強さは“必要程度”にあれば良いと分かったからです。

上京した時、休みの日に色々と見て回りました。

寸止め空手は、町道場でしたが弱すぎて・・・。

入会しないと返さないと凄まれ、大勢に囲まれましたが無事に帰れました。

また、実戦のなんちゃらは・・・。

体は鋼のように鍛えるのですが、顔面や急所はお留守で、実戦じゃ使えないと勝手に判断しました。

詳細を書けないのですが、きっと国体級の人であれば、その団体の上位の選手とでもいい勝負が出来ると確信しました。

事実、少しの期間だけ入会して黒帯の方とお手合わせしましたが、強い人もいましたが、弱すぎる人も居ました。(大会の入賞は本当なんだろうかと)

〇〇回ほど行きましたが辞めました。

これらは、K-1での戦績をみれば説明がつきます。

なぜ勝てないのか・・・。

“一瞬の怖さ”を知らないからだと感じます。

また、素人の方でも背筋がプロレスラー並みの人(老人なのに)

パンチ力がボクサー並みの人

素でも強い人が沢山います。

ただ誤解がないように説明しておきます。

神がかり的に強い空手家が今も実在することを・・・。

そして、その人達はあまり人の目にふれないのだと。

私は幸運にも何人かをこの目で見ることが出来ました。

手や足で攻撃すると音が出たり(衣服の音ではありません)、一点に力を集中して開放できる人が居ることを・・。

“太く短く生きないかと言われた時”、“細く長く生きます”と答えたウルトラさんの“ゆかいな人生”には、格闘技や武道は無縁だったのかもしれません。

こんなの一生役に立たない人生が楽しいですからね。

釣りをしたり、映画観たり、メイプルしている方が絶対に楽しいですからね。



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