この世で出会った人とは、いつか必ず別れが訪れるものです。
だからこそ、その瞬間を大切にするべきであると感じます。
今日、みなさんにお知らせしなければならないことがあります。
愛犬の“ばか犬”が病気でこの世を先ほど去りました。
ヤギミルク入りのドックフード、お水、お焼香を終わらせ、どうしようかと迷ったのですがブログに書くことに決めました。
この子は病気で11月から体調が悪化し、12月下旬には骨のようにやせ細っても私と散歩に出ました。
しかし30日の朝には立ち上がるのがやっとで、立った後に私の足元に崩れ落ち、そのまま動けなくなったのを見て、別れが近いことを悟りました。
そして30日の夕方には、朝とは別の体温(体温を全く感じない状態)になっていました。
最後まで“ばか犬”で、体が冷たくなっているのに逝こうとせず、まだ生きたいという精神力だけで、30日の夜から31日まで24時間以上も踏ん張りました。
もう死んでるはずなのに、頭から尾まで冷たくなっても良く最後まで愛嬌を振りまいて頑張ってくれました。
本当に最後まで甘えん坊でした。
体が絶対に動かないはずなのに、頭を私に撫でて欲しくて必至に頭を上げてくれましたね。
馬鹿すぎるくらい優しく、馬鹿すぎるくらい明るく振舞う、私の“友”でした。
学者によっては、犬の涙は感情がなく、不安等の理由から涙を流すような記事を読みましたが、“ばか犬”の涙の理由は、私にはしっかりと伝わりました。
初めから犬の寿命は短く、その時が来るのを覚悟で飼い始めましたが、いざその時が来ると辛い気持ちになります。
「会うは別れの始まり」と知っていても早過ぎました。
犬は人を喜ばせるためにその一生を飼い主に捧げます。
“ばか犬”はそれを全うしてくれました。
悲しみに暮れると、友(ばか犬)が心配するでしょうから、感謝の気持ちを持ち続け、少しでも明るくなれるように頑張ろうと思います。
1月3日に火葬をお願いし、自宅の庭に埋めてあげます。
自宅の庭と花が大好きでしたから、遠方の墓地に埋葬されるよりも、自宅にいつでも戻ってこれる場所がいいかなと考えました。
いつまでも忘れないことが、“ばか犬”への供養となり、感謝です。
ありがとう、忠犬“ばか犬”。
“ばかな飼い主”に9年間も付き合ってくれて本当にありがとう。
いいコンビだったね。
ありがとう、私の“友”よ。
そしてさようなら。
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