デング熱が拡散していることに人々は不安を感じているのでしょうか?
昨日、千葉県で海外渡航歴が無く、都内にも行っていない人がデング熱に感染したことが明らかにされました。
この人は院内での生活でほぼ移動することは出来ません。
奇しくも、とある著名と思われる女性の方が「デマ拡散中」について触れたすぐ後のことでした。
推測するに、いつかの関東大震災(9月1日)直後に「とある国の人」が危険と言うことで大変痛ましいことをした歴史があり、それらを元にデマというのは危険ということを伝えたかったのが趣旨であると理解しています。
確かに“風説の流布”のようなことは駄目です。
しかし、ニュースを鵜呑みしては駄目と言う発言は正しくもあり、誤りでもあります。
“誤報”という言葉が存在しますからその通りです。
でもニュースが極めて正しさを追求することに言及しないで、ブログを書いた人を攻めるような発言はいけません。
なぜなら、どちらも情報の発信源なのです。
そのようなことを踏まえて慎重に書くべきと言う意見であれば賛同いたします。しかし、自分が執筆料を貰っている側については“やんわりと抽象的”に戒め、ブログについては絶対に駄目と言うのは有識者とはいえないと私は考えます。
むしろ「Aさん」という誰かわからない不確かな存在であれば、“参考”程度で人は理解しますが、どちらかの大学院を出ている方のいかにもという「意見」が危険であると考えます。
“文学専攻”の方がどちらでパンデミックに関する専門的知識を持っているのでしょうか。
セキュリティに関する知識はどちらで学ばれたのでしょうか。
冷たい言い方ですが、確かな知識も経験も無く、安全対策の原則である“最悪の事態”を想定して行動するということを知らないといえます。
みんな分からないから学者に聞いて、その対策を図るべきということを伝えたいのではないでしょうか。
少なくとも時間の経過からその周辺〇KM範囲は危険であること、車両は窓を開けないこと、虫除け対策をとること、異常を感じたらすぐ病院へ行くこと等を世の中に知らしめるべきなのです。
報道すること、みんな知って欲しいと言うことは、今回については“大賛成”です。
日本人の“私は大丈夫”、“あれはTVの中だけのこと”なんて身勝手な考え方がある以上、それを抑止する報道はむしろ遅かったと思っていますから。
でも原因の究明がされていない中で騒ぐべきではないと言うことは大賛成です。
しかし残念ながら“たまたまさん”は「木を見て森を見ず」です。
デング熱にとらわれ過ぎで、この問題(患者)が拡散しないことを趣旨とするべきでした。
あなたの意見だと患者を増やすこと、誰かの指示によって世論の不安を軽減するように言われたようにも感じてしまいます。
「専門家が蚊の行動範囲は狭い」ということを先にニュースで取り上げたときは、私は懐疑的でした。それは簡単なことで、その理屈だったら世の中の蚊はすべて代々木公園周辺だけに生息することになってしまいます。
私の周りの人も報道で行動範囲は狭いを鵜呑みにして他の人に大丈夫を連呼していました。
私は様々な手段によって蚊は移動するんだよと水を差しましたけど。
花の種子がどうやって移動するのか?
これらを自分の目で見た“生きた経験”があれば無責任な拡散はしないでしょうね。
話に戻りますが、蚊は自力で次々と周辺に移動していきます。
これは小学生レベルでもわかることです。
その方法は蚊は人や動物にしがみついて更にその先へ移動します。
車に虫が入っても移動することを手助けします。車外でも少しの隙間に入って移動します。
それがどういうことか解かりますか?
現に刺されたと思われる患者は全国に散らばってますよ。
これらを“デマ”というのですか。
発生源が特定されていないこと。
最近は昔の病気が目だっていること。
“納得する理由”を学校の勉強のように求めているのは誤りです。
目の前で感染患者が存在している“事実”に目を向けるべきです。
豚インフルエンザの話題を知っていますか?
どんな拡物を仲介した拡散だったのですか?
そしてどんな予防によってウィルスの拡散を防止できたのですか?
どのくらい予算を削ったのですか?
関東でも発生したのですよ。
TVで他人事として観ていたのでしょうか?
発生したものには、その事象に合った緊急対策を施さないと拡散するのです。
役人の得意スキル“じっくり検討して対策”をするという間が抜けた対策によって徐々に広がったのではないですか。
当時役人寄りでなかった、ひとりのなりたての知事の行動によって全国に拡散することを防げたのですよ。
私は少なくとも「備えあれば憂いなし」をお勧めします。
子供の話題に触れている“たまたまさん”については好感を持てます。
しかしながら、危険対策に意見するのは少なくとも“泥水”に触れたことがある人間だけがするべきです。
本当に蚊がどこにいて、どのくらいの高さまで蚊が飛べるのか、どんな部屋にもなぜか蚊が入ってくることを知っていますか?
ぼうふらを見たことありますか?
どんな時間帯に孵化するか知っていますか?
蚊に刺されたことありますか?
刺されているなら“そこに蚊”がいたじゃないですか。
そしたら原因が特定されるまで注意を怠らずですよね“たまたまさん”。
机上の論理は“自然の驚異”には勝てませんよ。
1. 厚生労働省の資料です。
“二度目に刺された場合の問題”をよく読んでください。
そして治療しない場合、致死率は最大20%です。
2.こちらは厚生労働省からの対策マニュアルです。
3.北里環境科学センターのものです。
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