幼少期、キャンプでは決まって飯盒炊飯…
あの無骨なスタイル、当時の私は好きになれなかった。
直火に左右に枝を組み、それに橋渡しをするように枝を掛け、そこに飯盒がぶら下がり、火で炙られると熱そうに泡を吹きこぼし、その光景から絶対に食べては行けないものに見えた。
木から出たヤニなのか煤なのか、何れにしても黒くなった飯盒は汚く見えた。
やっと炊けた白いご飯も食欲をそそることは無く、まるで闇鍋と等しく感じたものだ。
そうした経験を忘れた頃…
何故かキャンプを再開すべく、キャンプ用品を買い揃えたものの、実を言うとご飯を炊くという選択肢からは背を向けていました。
別に佐藤のご飯でもよく、チャーハン作るにはベスト。
そうなんです。
炊かなくてもいい、そういう選択肢だったんです。
でもね、格好だけは整えたくてメスティンなるものを買っては見たものの…
面倒くさい!
お前の面倒なんか見てらんないから…
そう感じて直ぐにポータブル電源頼りで、電気で炊けるメスティンのような小型炊飯器?
これを買ってキャンプでは炊飯していたのですが、
メスティンによる炊飯にしようかなと考えております。
理由?
それは単純に美味しいから!
でも火加減が難しい?
いやいや、大丈夫なんです!
実は火加減よりも時間の方が大事なんです。
用意するのは固形燃料を使えるポケットストーブだけ。
メスティンの大きさにより、固形燃料の大きさを変えるのも重要。
私の場合、2合炊きなので固形燃料は30g。
着火したら燃え終わるまで待つだけ。
火が消えたらタオル等でメスティンを包むようにして、裏返して10分程度蒸す。
※炊いている時、蓋の隙間から沸騰したお湯が吹き出して来るので注意!
下にテーブル等が汚れないよう、ステンレスの器とか敷物をすると良いです。
また、蓋を開ける時、かなり熱くなっているのでグローブかタオルで火傷の対策は必須。
メスティンは汚れることもなく、蓋を開けるとツヤツヤの美味しそうなご飯!
食べると美味い!
こんなに簡単に炊けるのに何故スルーしていたのか?
恐らく固形燃料の選択肢がなかったから。
火加減を気にせず、美味しいご飯を自然の中で食べれるだけで幸せな気分になれます。
皆さんもメスティンとポケットストーブ(固形燃料)で、是非とも炊飯にチャレンジして見てください!
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