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逆走車

2019年02月22日 | 交通事故
昨日、片側2車線のバイパス(交差点付近)で逆走車がいることに気付きました。

問題の交差点付近に差し掛かった時、突然渋滞したので、私も他のドライバーも交通事故かなと思ったはずです。

そして交差点手前では、殆ど動かなくなっていました。

異変の理由を知ったのは、右側のレーン先に微かにこちら側に向いている車両が居たことでした。

最初は、脇見運転か居眠り運転等で中央分離帯を超え、反対車線まで来たのかと思いました。

ところが、その場に近づくにつれ、事故の様子もなく、前方車両が、問題の車両を回避すべく左側車線にウィンカーを入れています。

当然、私もその流れに従う判断をしたのですが...。

なんと、こちらを向いている車両は事故でもなく、何らかの理由で逆走してしまったのだと気付きました。

更には、社内のドライバーと助手席にいた方は、女性で40歳から50歳くらいの方でした。

ドライバーと助手席の高齢者は、顔面蒼白で固まっています。

しかし、

世間では、逆走=悪!
道路交通法では当然、違反!

ゆえに、他のドライバーはクラクションやら罵倒するなどして、この場を通り過ぎたのかと考えながらも、私は一つの決断をしました。

このままだと、この人たちが、他のドライバーが、交通事故に巻き込まれるはず!

仕方がない...。


この道路、キチガイみたいにみんな飛ばしてくる危険な道...。

オラも追突されたり、最悪轢かれるかも、なんだけど、助けるしかねーなと心に決め、自車を2車線中央寄りに停車。

後方車両が徐行しないと通れない感じにし、

ハザードランプ点滅させ、こちらに向いている車両まで駆け足で向かいました。


「どうされましたか?」

どうもこうも、見たら分かるわけですが、動揺させないために、そんな声掛けをしました。

幸い信号で流れが緩やかになったので、ドライバーさんだけ降車させ、危険なので歩道側に避難を促し、私が車両の向きを変えることにしました。

無事に路肩に停めて、ドライバーさんを呼び、私が後方から来る車両の停止を促すので、指示に従って慌てずに発進するようにお願いしました。

降車させたとき、路肩に停めたとき、発進する際、「ありがとうございます、助かりました」と幾度も頭を下げていました。

当たり前のことをした、人をたすけた、感謝された、一日一膳なのか?


私は安堵したものの、ちっとも嬉しくなかった。


あの人達は、どのくらいの時間、あの場で怖い思いをしたのか。

悪いのはドライバーなんですが、命は別物!

なんで逆走してんだと、怒る余裕があるなら、皆でハザードランプ点滅させ、助けろよ!


そんな気持ちでした。


ハンドル握る人には責任があります。

道路交通法は厳守です!

でもね、ここの道路、道路標示がないから、地方から買い物に来たら、左にしか行けない道路なんだけど、2車線あるから右側に向かう人も出てもおかしくはないんですよ。


施設側の配慮(大型商業施設)にも問題があるように思えます。


まぁ、誰も怪我せず、亡くならず、何事もなかったので良かったってことですかね...。



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