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水一滴の滴りも、つもればなんとやら

2015年01月23日 | 日記

水一滴の滴りも、つもれば水瓶をあふれさせる。

 

 

小さな悪行を軽く見ていると最終的には大きくなって自分に帰ってくることを戒める言葉で、善をつくすこと、努力することの意味についての、ありがたい言葉として理解しています。

 

 

外交優先も結構ですが、今後のテロの発生増大は確定なのが残念です。

 

 

人質の母親の会見も、意図的なのか、政府が無視、放置した結果なのかについて、はっきりしませんが、とても自分の子供の命が天秤に掛けられている言葉とは、私には感じ取ることが出来ませんでした。

 

「政府の交渉カード」としては、考えていなかったと受け取れました。

 

詳しくは、会見が終わった後の実母の「微笑み」がすべてを物語ります。

 

ペンダント、服装その他からも・・・。

 

 

会見途中でも隣の男性との中で「笑いともとれる微笑」がありました。

 

この会見に当たった母親がどこの「国籍」または「出身」で「父親が他国の軍人」であり、何処の「団体」に属しているかを問題にしているのではなく、すべて「日本」としてのメッセージになることの危険性を考えていなかったことに唖然としました。

 

ただイスラム国も困惑しているかもしれませんね。

 

息子の命よりも、原発と地球規模に関する母親のコメント、自分が世界の役に立ちたいともとれるコメント、そして息子さんの奥様と「電話」したと思われる発言の中で、「健二の奥さんと思われる人物という表現」これらの発言に戸惑っているかもしれません。

 

彼らがお手本にし、学んだ“神風特攻の精神”を目の当たりにして驚愕しているかもしれません。

 

まぁ、母親が欝気味で気が動転していたこと思いたい。

 

 

 

ところで、日本が各国と手を結び、イスラム国という組織を壊滅するのであれば、その大義名分は既にいくらでもあるのです。

 

 

過去にジャーナリストが斬首され、銃弾に倒れ、日揮管理の石油プラントの襲撃による大量殺人など。

 

でも、これらを日本は怨まず、怨みは怨みを生むだけであり、そこで正当な業務に当たっている人の安全確保や、残された難民のために人道支援するという、明確なスタンスを打ち出せば、今回のような悲劇はなかったのかもしれません。

 

ただ、日本は無抵抗であるとは言っていません。

 

守るべき正統性があれば実行し、その組織として自衛隊があります。

 

軍隊ではなく、自衛目的の組織としてです。

 

これについては、私は肯定します。

 

自分の安全は自分で守ることからはじまり、天に祈りをささげても誰もすぐには助けてくれません。

 

ただ、それを盾に水面下で宜しく推し進めるのは反対なだけです。

 

人質となっている彼らの行動は日本の意思ではありません。

 

よって、イスラム国でさえ、その期を窺っていたのに、「本命」ともいえる“誰”かの隣で「多額の支援」をする行為(声明)は、あまりにも自滅的でした。

 

「十字軍」なる行動の大義名分で正当化されては、すべて聖戦の下、すべての国民が危険にさらされる危険があります。

 

しかしながら裏を返せば、この問題を理由に「日本のさらなる強靭化対策」と「情報のコントロール」を正当化するための方策であったならば、政府の最良のチャンスなのかもしれません。

 

そうは考えたくないのですが、これらの問題では客観的に遠くから見ること、その見たことを、今後の方策が打ち出された結果に基づき当てはめると、そこに答えがあります。

 

“水一滴のしたたりも、つもれば甕を満たす”これが“意味”するところは大きいと思いませんか。

 

 



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