会社で何か問題があったら困る。
それは「困る」ところまでは一緒だが、誰が困るかが全く違う場合がある。
例えば、部下が辛い問題を抱えていても、その部下に耐え忍ばせれば絶対に問題は発覚しません。
管理者としての価値観がズレている場合、彼らは役員等に役不足として自分が判断される危険があると恐れます。
したがって、大義名分やそれらしきことを部下に並べ立てます。
例えば、世の中色々大変だけど、それも社会の中では普通であるかのごとくです。
突然なにかの「きっかけ」で問題が知れ、それを部下が社内の誰かに言ったとします。
その時、こんなことを言う、その上司をどう感じますか?
ここで問題なのは、誰の悩みごとであるかです。
この上司は、部下、つまり、一個人の悩みとしています。
でも、全然考えが違うんじゃないかな。
一個人が悩むってことは、ましてや自分の部下が困っていたら、それは会社の業績にまで何らか悪影響が及んでいるはずなんだ。
バレたから怒られるんじゃなくて、バレないと判らない自分が駄目なだけ。
それを他人のせいにしたら、かっこ悪過ぎです。
「何かあったら話してよ。」、「言ってくれなきゃ困るよ」、こんな身勝手なセリフ、今どき5歳児でも言わないよ。
頭が悪すぎる戯言、いい加減にするべきです。
相談してもいい加減。
個人よりも契約が大事で会社優先。
そんな姿勢に誰が期待するんですかね。
ちょっと前も、部下と上司が仲違いしてたら、部下が正論でも上司を救うといってた方もいましたが、人として失格ですよ。
「気付けなかった」のは、部下が言わなかったのではなく、あなたの観察力が低かっただけ。
「何かがあっても相談できなかった」のは、あなたが頼りがいがなかっただけ。
問題の「先」を読めなかったのは、あなたが無知なだけ。
偉く振る舞うことが上司だと錯覚しただけ。
お客様とゴルフに行くこと、毎週キャバクラの「あけみちゃん」に皆勤賞貰いに行くことは熱心なのに。
一番身近な部下の問題を軽視しているなんて、残念過ぎます。
部下に笑われてますよ。
頼りないって。
体力がなくったって、どこか頼りなくったって、その一瞬だけ誰かの「盾」になって欲しいんだよ部下は。
そこに信頼関係があるんじゃないのかな。
涼風の知っている「伝説のみぃーちゃん」は、ある時に部下の命を守るために「黒い反社会勢力」の施設に単独で乗り込み、監禁されながら、なんでここに来たかを説明したんだ。
その黒い集団から感銘され、その「約束」を通してもらったことがある。
あまりの気迫ある行動から、こちらの世界に入社を誘われたそうだけどね。
涼風~。
なんで自衛隊と黒い人からしか誘われないんだろうね。
こんなおとぼけ満載な話を笑って言ってましたよ。
でも、黒い看板があるところに単身で乗り込めるのかなって・・。
それを聞いたら言ってましたよ。
「怖いし恐ろしいよって」。
でも、誰かを守るのが使命だったら、自分が行けばいいだけ。
それしか考えずに行ったそうですよ。
殺されないのか心配じゃないかって聞いたら、相手が殺せるのは「自分一人だけ」だろって・・。
相当な覚悟があったんだなって思いましたよ。
そんな時のことを思い出し、どっかで聞こえてきた「問題」に対して、「力の無さを人のせいにするな」って思ったんだよね。
力ってのは腕力じゃないんだよ。
心、芯の強さなんだよな。
部下ってのは・・。
上司の学歴や職制だけかざされても。
決してその心までは動かないんだよね。
だって、部下である前に、ひとりの人間なんだから。
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