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伝説のみぃーちゃん

2012年01月11日 | 伝説のみぃーちゃん

伝説のみぃーちぉん vol.2

みぃーちゃんの幼少時代のことを山ほど知っているのですが、2週間に1回のペースで紹介していこうかなと考えました。

今日は、みぃーちゃんの乗り物にまつわる、お話になります。

みぃーちゃんは、他の人とは異なる自転車その他に乗っていました。

今で言うところのマウンテンバイクのような自転車だったことを覚えています。

私も自転車は得意だったので、みぃーちゃんと小高い神社の階段を降りたり、お墓の周りを走ったり、崖から降ったりと・・・。

それなりの伝説に近いことはやりました。(させられたという言い方もあります)

ただ私と違ったのは、彼には怖さと痛さが少ないので、最後まで付き合っていると本当に死んでたかもしれないということだけです。

 

 

ここまでは、普通の自転車なので何が?となりますが・・・。

私たちが初めてそれを見た時。

それは親の自転車のようなものに跨って彼が夕方走り回っている時の光景でした。

私たちは、その光景に愕然としてしまいました。

みぃーちゃんが・・・。

それも小学校4年生なのに・・・。

ペダルをこいでいない姿が・・・。

近寄ってみれば、バイク(原動機付き自転車)という乗り物でした。

得意満面に、「やっと乗れるようになったよぅ」と語り始め、終わったらすぐにその場から立ち去っていったのでした。

今で言うところの、スーパーカブでした。

 

 

そう言えば・・・みぃーちゃんは農業機械も色々運転してたよね?と友達のT君が話し、みんな相槌を打ったものでした。

農道ではセーフかもしれませんが、公道を小学4年生が走行している姿は、あれが最初で今日まで見たことがありません。

朝と夕方なら絶対にバレないと豪語していましたが、ある時、小学生が自動車(AT)で公道を走ったニュースが流れた時には、みぃーちゃんを真っ先に思い出しました。

なにせ、彼は5年生の時には親の留守に自動車(マニュアル)に乗っていましたからね・・・。

近所をうろうろしただけといってましたが・・・。

そのことが後で親にばれて、ボコボコになった痛々しい話も聞きました。

田舎だったからあんな事が出来たんでしょうね。

それから暫く時が経ち、彼が16歳になってもバイクの免許を取らず・・・。

みんなが、なぜなんだ?と不思議に思ったものでした。

きっと「ボコボコ」のトラウマだったのでしょうか?

 

そんな彼ですが、自動車だけは必要とのことで、親からの指令により自動車免許取得だけは許されました。

わからないのは、みんなとは別のかなり離れた教習所に通っていたことです。

送迎の車両が隣駅までしか来ないので、そこからは歩かなければならず、歩いて30分ちょっとかかるのです。

冬期に取得開始していたので、雪で埋もれた道を夜遅く、ひとりで吹雪く中、前も見えないところを歩いたそうです。

近所のおじさんがある時、雪だらけの彼を見て乗っていくかと声を掛けたそうです。

返ってきた答えは、「鍛えているから、お構いなく」との返答だったそうです。

あとで知ったことですが、親に負担をかけたくなくて、彼の知り合いを通してのコネクションが効く教習所に決定したようです。

 しかし、みぃーちゃんは根性あるなぁ、と関心しました。

 

 ここからは、めでたく彼が免許を取得した後のお話ですが・・・。

こんなことがありました。

「おぃ!ウルトラくん」これからちょっと親戚の家まで用事で行くから一緒に行かないかと誘われ・・・。

断れずに「はい!いきまぁーす」と明るく答え・・・。

ところで何に乗って行くのかと聞き返せば、取ったばかりの自動車でとのこと。

「雪道なんだけど大丈夫?」と聞いても彼は、大丈夫、大丈夫・・・。

シートベルトをキッチリして・・・足で踏ん張って・・・手摺につかまって・・・。

みぃーちゃんが一言「何やってんだ!お前・・・」と聞かれ。

「危ないから」ときっぱり言ったら、なにやら「ふっ」と苦笑いの、みぃーちゃん・・・。

その意味は、その後に知ることになるとは・・・。

かなり走行して、周辺には田畑の光景が。

ここは先が見えないくらいの直線道路で安心と思ったら。

「おぃ、ウルトラしっかり掴まれよ」とニッコリ微笑んだ瞬間!?

ぶぃぃぃぃぃぃ~ん!!!!とアクセル全開の排気音の音がぁ辺りに響わたり!!!

横目でメーターを見ると80km・・・・90km・・・・・100km?

心の中で「死ぬかも!!」の天の声が!!!!

そんなことを気にもせず、更に110km・・・120km・・・。

 

普通の言い方をすると・・・ほぼアイスバーンなんだけど!!

そこからは、メーターを見るとこは出来ませんでした。

ただ、窓の景色だけが異様に早く流れていったのだけは、今でもはっきりと覚えています。

親戚の家に一緒にお邪魔した際に、「あれ?ずいぶん早かったね?」と聞かれたが、彼は躊躇せずに「飛ばしてきたから」と話していました。

 

みぃーちゃん、「私が天国まで飛びそうだったんだぞ」と思う怒りをこらえ・・・。

帰る時は、すっかり辺りが暗くなって、しかもかなり吹雪いていたので、ある意味安全に帰宅できました。

こんな、みぃーちゃんですが、未だに生存中です。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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