涼風やさしく

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気象情報に注意

2016年08月21日 | 防災

8月に入ってから台風の発生件数が異常なほどまで増加しました。


今回は同時に3つも発生し、台風9号が関東直撃のようです。


無理をせず、安全行動に努めてほしいのですが・・・。


関東にお住いの方は月曜日の出勤時間帯に影響を受けそうです。


お互いに気を付けましょう。

 

本題に入ります。


今日は別の視点から捉えた注意喚起についてのお話です。


ここ最近大雨や道路冠水のニュースが多くありました。


そして先週は京都で1時間当たり100mm、栃木でも110mmといった常識を超えた豪雨が頻繁に各地で発生しています。


私もとある地域で先日、こんな状況に巻き込まれて渋滞にはまり、道路が水たまりから、池になっていく様子を目の当たりにしました。

1分~2分での出来事で、前方は視野が遮られるほどの大降りでした。

もちろんあっという間に冠水、上り坂だったので下方側に川のように雨が流れ込んで来て、ミニカーのような車が止まるんじゃないかと冷や冷やしました。


雨量はミリ(mm/h)で表しますが、1時間当たり5mmの雨でも良く降っている感じの「本降りの雨」だそうです。


50mm/h以上の雨は危険であることは分かっているのですが、ミリ単位表記なのが人々の判断を狂わせているのかもしれませんね。

 

気象情報には注意するべきですが、それによって極端に安堵しては駄目だと思うのです。


「事態対処」に徹することをお勧めします。


今、私たちの目前で「何」が起きているのかについて他から与えられた情報よりも、「自己の判断(危険の自己判断)」を優先するという行動な訳ですが、これが時として生死を分けるようなことが起きているのです。

 

気象衛星ひまわり8号が打ち上げられ、運用開始になってからてから詳細な情報が発信され、これによって「点(断片的判断)」から「線(詳細な変化)」のような情報量に推移しました。


注意喚起を示す言葉として、局地的な大雨を表す「ゲリラ豪雨」なる表現が使用されています。


しかし、2km~4km四方で積乱雲が点在する情報をいち早く拡散しても、その後が生かされない事実に悲しくなります。


また今年の状況は、本来山間部で発生するような異常気象となっており、1時間という目安ではなく、10分単位のような時間、そしてピンポイントのような危険が増しています。

 

つまり情報頼りでは危険であるということです。


今一度、私たちは単純なことについて整理しなければなりません。

 

山間部で降った1時間当たりの100mmと、都市部で降った100mmは意味が違うということ。

 

100mmの雨は1時間経過すると地表から10cmの水位ということになります。


人間の足首が見えなくなる程度、車だったらホイールの下部が見えない程度です。

 

問題なのは、水は高いところから低いところに流れるという誰でも知っていることです。


山間部は山の木々が水を吸って地下に入り込みます。


川の水が何処からずっと流れているかを考えれば、山(自然)は相当な水量をため込む「力」がありますよね。


ところが都市部は「人工物」です。


本来の自然の流れを阻害し、人間の生活重視に変化しています。

 

トンネル、アンダーパス、舗装、コンクリート、建造物等がそれです。

 

細かなところでは、車だって雨を運ぶ役割をしています。


まさかですが人もそうです。


10mmものザーザー降りの雨の時、駅や公共施設のように大勢の流量のある場所の床面は、そこに雨が降ったようにかなり水に浸ってませんか?


傘に付着した雨でもそうなります。


まさに塵も積もればなんとやらですね。

 

よって人工物によって阻害された水が地下や川に流れ込めず、ウロウロと留まるような動きになって逃げ道を探します。


そして限界を超えた時、建屋の地下に一気に入り込んだり、アンダーパスが池のようになったりするのです。

 

側溝は汚泥や木々の葉が堆積して機能を果たせず、小さな人工的河川では一気に流れ込んだ水を処理できませんので「氾濫」するでしょう。


何よりも、関東全域で大雨ともなれば(以前の倍のような豪雨)下流に位置する東京都はどうなるのでしょうか?

 

もう一度言います。

1時間に100mmの雨は地表から10cmです。そして・・・1平方メートルの重さは100kgです!


油断して地下に居たら扉が開かない事態になり、尊い命を落とすことになります。


過去にビルの地下に閉じ込められ、亡くなられた事案がありました。


栃木の鹿沼ではアンダーパスで若い女性が逃げ遅れ、未来ある命を「水」に奪われました。

 

たかが雨と思わず、「狂った自然」は怖いということを受け止めて下さい。

 

とある作業現場では「1滴ルール」と言う決まりがあるそうです。


これは1滴でも雨が降ったら、その日の作業は中止にするのだそうです。


過去に地下マンホールに入って、作業中に逃げ遅れて亡くなったことから決められたルールのようです。

 

目の前で起きたことによってそう判断する。

まさに事態対処ですね。


命は1つ。


互いに大事にしましょうね。



 

             

 

                            おわり

 

 

 

愚痴という意見

企業の代表者は異常気象(月曜日の台風)が来るのを知っているならば、その「社員(光/shine)」をどうするべきか、危険にさらすのではなく、危険から守ることも責務じゃないのかなと涼風は思います。

 


まさか・・。

shine(社員/光)を・・・。

shi(し)、ne(ね)って・・・・。

気のせいですよね。

堕天使じゃあるまいし・・ね!?


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