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ヘッドホンで聴くのと聞くの違い

2014年03月12日 | ヘッドホン

オーディオテクニカ ATH-AD900Xエアーダイナミックヘッドホンを購入しましたので参考までに報告します。

限りなき開放感と豊かな響きで、新次元を拓くオープンエアーの特性を活かした厚みのあるサウンドが売り文句のこのベッドホン。

メーカーの説明および仕様は次のとおり

  • AD900X専用設計φ53mmドライバーで開放感と厚みのある再生音。
    専用設計を施した新開発の大口径ドライバーを搭載。厚みがありながら、クリアな音色を再生します。
  • 大口径CCAWボビン巻きボイスコイルを採用。
    繊細かつ豊かな表現力を可能にします。
  • アルミニウム製ハニカムパンチングケースを採用し強度と軽量化を両立。
    開口率の高いハニカムパンチングがケース内の空気の流れをスムーズにし、美しい余韻を奏でます。
  • 3Dウイングサポートで軽快な装着感を追求。圧迫感を抑えたトータルイヤフィット設計。
  • 高耐久性と適度な柔軟性のある起毛素材のイヤパットでフィット感を向上。
    立体縫製を施した起毛素材のイヤパッドを採用。立体的に耳をホールドすることで、低域のヌケを防ぐとともに快適な装着感を実現します。
  • 取り回ししやすく絡みにくい高弾性TPEシース採用のOFC導体片出しコード。
これが使用に関してのお断りの内容
※本製品は、構造上音が外に漏れやすくなっています。
交通機関や公共の場所では、他の人の迷惑にならないよう、音量にご注意ください。
 
テクニカルデータ
型式 オープンエアーダイナミック型
ドライバー φ53mm
出力音圧レベル 100dB/mW
再生周波数帯域 5~35,000Hz
最大入力 1,000mW
インピーダンス 38Ω
質量(コード除く) 265g
プラグ φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイ
コード 3.0m(片出し)
 
こんなデータを並べても音のよさは伝わらないので現在までの個人的な使用感を述べます。
ちなみに、ヘッドホンはエージングが必要らしいのですが、音の熟成を待つまでもなく以前のヘッドホンとは雲泥の差を感じました。
 
このことに感動した反面、ここまで違うのかとショックを隠しきれませんでした。
 
しかしながらこの機種は最高ランクのものではなく、どちらかというと中間に位置するものになっています。
 
現在も使用中のDJモニターヘッドホンATH-PRO5MK2 CM と比較すると、再生周波数の違いは音域としての広がりに大きく影響するので、ゲーム、音楽等で使用する場合は使用目的にそれぞれ合わせ、ヘッドホンをいくつか持つのがベストなのかもしれません。
 
いまのところ音楽(ロック、ポップ系)でのみ使用していますがATH-AD900Xは、聴いていても音に違和感がなく自然に感じます。
 
装着に関しては、左右の耳に対する位置調整ができないことに驚きでしたが、3Dの頭部に当たるウィングサポートなるものが位置を的確にしてくれる仕様になっています。これは人によっては使用時にズレ等を感じたりすることがありそうです。
 
音の漏れ方ですが、密封タイプではなくオープンエア方式なので音が少し外にもれます。特段大きな音ではありませんので問題なしと判断しました。
 
接続に関しては配線コードの違いを感じました。DJヘッドホンとは異なり、直線式のコードが3mとなっています。
パソコンスピーカーまたはオーディオカードに差し込んでも配線が違和感があるほど余ります。というか邪魔に感じます。
私的にはコイル式の伸縮タイプが好みなのですが、直線式なのは意味があるようで、音を聞き取る目的のものと、音を楽しむ又は味わうことをコンセプトとした違いなのかと感じます。例えば一般家庭でオーディオアンプにヘッドホンプラグを接続し、ソファーまで伸ばすとそのくらいの配線長が必要になるのかなと感じます。コイル方式のDJタイプは機器周辺での動きを目的としているので、コードの伸縮が邪魔にならず便利だということです。
 
留意すべきこととして、ヘッドホン本体だけでは本来の音を楽しめません。音が“何”から出るのかによって別物になります。パソコンでしたら専用オーディオカード又はUSBアンプ、パソコン以外でしたらオーディオアンプからとなります。一概に言えませんが、高級オーディオアンプに接続してピュアダイレクトモードで聴いた音はパソコンで聴いている音とは残念ながら別物です。24bit/192hzまで対応することでその上の音源まで到達します。
よって、ヘッドホンと何を接続するかでヘッドホンの聞こえ方が別物になるので、機種を選択する際にはそこら辺を考慮した選択がベストと言えます。
ベストマッチの場合に音が平面化せず、立体的に奏でる音質領域を“聴く”ことができるのかもしれません。
 
今回のベッドホン購入は私的には大成功でした。
内緒なのはサブPCで使用しているヘッドセットが壊れたための購入だったのですが、実はUSBの認識ができなくなっただけで、PC背面に接続したらこれが見事に復活したのには唖然としました。
 
 
 


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