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伝説のみぃーちゃん番外編Vol.3

2015年03月28日 | 伝説のみぃーちゃん

 

long, long ago。

 

とある田舎にひとりの少年が居ました。

 

その子の名前は「みぃーちゃん」といいました。

 

1歳で冬の道を数キロを歩き、10歳で100kg以上を持ち上げ。

 

20歳の時には背筋力が300kg超え。

 

素手だけで高い木に上り昆虫を捕り、自転車代わりにスーパーカブを乗り回す。

 

こんな彼の行動が私の中でのバイブルとなり、伝説となったのです。

 

 

そんな彼にもいくつか弱点がありました。

 

そのひとつが警察官。

 

彼は警察官を見ると反応します。

 

誰よりも早く、疾風のようにその場から消え去る。

 

なんで逃げたのかとあとで聞くと、なんとなくという答えだけ。

 

これには理由があったのです。

 

私と近所の駄菓子屋に行ったとき、駄菓子屋のお兄さんが居ました。

 

その人は警察官だったのです。

 

 

そのとき手に拳銃を持っていて、彼は銃の手入れをしていました。

 

私達に良い人にならないと駄目だというような、説教じみた内容だったと記憶しています。

 

会話の終わり頃、私達に向かって言いました。

 

「お前ら悪さしたら、これで撃ち殺すよと。」

私は冗談だと最初から知っていましたが・・・。

 

私は、ちらっと、みーちゃんを見ると・・・。

 

みーちゃんだけは、正座して真顔です。

 

そうです。

 

彼だけは真剣に自分の敵のように認識していたのです。

 

そして刑事ドラマなんかで撃たれるシーンなんかも想像したのかもしれません。

 

店を出てから言った言葉があります。

 

「あいつだけは気をつけよう、撃たれるとからと」

 

そうだね(ぶっw)

私の木刀を2つに切ってヌンチャクにしたバツだよ。

ぶへへへへっ、計画通り。

 

でも後でよく考えると、その言葉だけは今でも覚えていますから強烈だったかもしれません。

 

私達は動物を可愛がり、人を傷つけないように親、学校の先生等から教わりましたが、彼は少し違ったのかもしれません。

 

父親と一緒に山に入り、小動物を捕らえてきたのを何回か目撃しています。

 

誘われて何回か狩りに同行したこともありました。

 

 

そのときは、近所のおじさん達と鴨撃ちで沼などに出かけた時の雰囲気とは異なりました。

 

 

狩猟方法はシンプルで、獣道に罠を仕掛けるだけ。

 

 

 

後は持参のナイフで命を断つ・・。

 

何度も見ていると衝撃もなくなりましたが、私は止めを刺すことは出来ませんでした。

 

狩りの移動時は周囲の警戒を怠らず、足跡、枝のの折れ方、鳥の動き、その他の音等にも注意していました。

 

 

 

 

まるで“忍”のような雰囲気で、自分が忍者になったように錯覚したことを他の友だちに自慢したこともありました。

 

これを、みぃーちゃんは3歳から躊躇なく作業としてやっていたようです。

 

鶏を食す際には首を斬るのですが、それも普通にやっていたのを覚えています。

 

ただ、食すことへの感謝の気持ちを忘れちゃ駄目だとも言っていましたから、覚悟を持っていたんだと思います。

 

最後に手を合わせて祈っている彼の姿も印象的でした。

 

でも、それが彼の生活の中で後ろめたさになっていたのかなと感じます。

 

また、ISの少年たちが躊躇なく銃を構える姿、時々、みーちゃんと被るのです。

 

但し、彼は他の物をいじめることなく、逆に守っていた訳で、その後に傷害事件等で補導や逮捕に至るようなこともなく、動物には警戒されるものの、人間には害がない人生を送っています。

 

彼は今でも動物園は、あまり行かないようです。

 

それは、右に私も同じなのです。

 

動物の本能なのか不明ですが、危険動物の類は寝てても、“さっ”と起き上がったりして、こちらを警戒するのです。

きっと、こいつに殺されるかもしれないという“何か”が出ているのでしょうか。

 

良くても、他の人々とは違う“色”に見えていることだけは認識しています。

 

よって、こちらをチラチラと見ている場合は必要以上にストレスを与えないようにするため、すぐに隣の展示動物のところへ移動します。

 

 

逃げないのは、ミッキーとミニーちゃんだけですね。

ぶへへへっ。オラたち同類だっぺ。

 



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