朝から何度も手帳を見ながら
明日の病院の話を聞きに来る母
夕方も、また、何度もやってきて
同じことを尋ねる
そのうちに気分が変わってつけっぱなしにしておいたテレビに見とれていたのだが
私の横にきて、私の名前を「○○は上に行ったの?」
そう聞いてきた
「ここにおるけど」
それでもじっと、私の顔を見て、もう一つ理解できていない様子
それでも、何とか自分がわかっていないのをごまかすような返事をしながら
下へ降りて行った
再び、夕飯の支度をしようと台所に立っている私の傍にきて
「○○はどこに行ったの?」
「ここにおるんやけど」
「あ~~、そうか、なんかもう一人○○がいたような気がするんやけど」
確かに、私と同じ名前の母の妹がいるのだけれど
「妹がいたでしょ?」そう訪ねても
知らない、という。
妹おったんかなぁ?
と、まぁ、そんな感じ
もう一人の妹の名前を言うと
知っていると、
所在地までちゃんと言える状態なのだが
同名のもう一人の妹の事は思い出せないらしい
今年の夏はことのほか暑かったので
やはりその影響があるのだろうか
このところ、進み具合が早いような気がする