何週間か前 NHKのドラマを観た
《きよしこ》
このタイトルに惹かれて・・・
そのドラマがとても心に響いたので
図書館で本を借りてきました
《きよしこ 重松 清 新潮社》
吃音がある男の子のお話
作者の重松 清さんに似た男の子のお話
《星の降る夜、きよしこは我が家にやってくる。
すくい飲みをする子は、「みはは」という笑い声で
胸をいっぱいにして、
もう眠ってしまった。
糸が安いから・・・》
これは 昔々ある町に住んでいた少年が
勘違いして覚えた『きよし この夜』の歌詞
最初の この文章で 私は 引き込まれていきました・・・
思ったことを何でも話せる友達が欲しかった少年
星の降る夜 きよしこが訪ねてくる
夢の中では
きよしこと一緒に遊べる いっぱいおしゃべりをして・・・
うまく喋ることができない少年の気持ち
言いたいのに言えない 悔しさ
今まで気付きもしなかった・・・
何でも経験した人にしかわからないことを
改めて感じました
一日で一気に読みました
大人になった重松 清さんは
この本を 言葉が出なくて困っている少年に贈りました
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