若冲

見に行ってきました、伊藤若冲。
精密で細かい描写が見事な若冲ですが、表現をとことん省略し抽象化して描かれた鶴が好みでした。

鶴の体が大胆でやわらかい楕円で表されてる作品。（解説では「卵になった」とか書かれていたな（笑）
あのしなやかで迷いのない円ひとつ描くのにも何年もかかるんだろうなあ。

あ、あとこの鯉の下のほうのくるんくるんした波もステキ。

ひどい夕立のあった日で閉館後に雨宿りをしていたらビニール傘を貸し出してくれたりして、親切で恐れ入りました。
えらいぞ、国立博物館！！