向かったのは、アルデュード谷。
これがすごい山道で、雨も激しくなってきた。私はひやひやしながらも、この時72歳のフランソワのハンドルさばきに感心する。やはり慣れているのだろう。
いろいろな動物がいた。
白と黒のまだら模様の豚がこの辺りの豚として有名なようだ。
のんびりと草を食べている。
バスク豚はかなり大きな豚だ。スペインのイベリコ豚というのも有名なので、バスクはやっぱりスペイン色が強い感じがした。
どうやらフランソワはこの田舎でワインを買おうとしているようだった。
有名なワインがあるようだ。
葡萄畑↓
またその店はもちろん豚の加工品、ハムなどもたくさん置いてあった。
パリにもこの店はあると言っていたが、また記念にと黒サクランボのジャムを買った。
こんなところに行けるのも、フランソワ夫妻のおかげだ。
本当にありがたいことだ。
宿はやはり古いからか、私も虫に刺されたらしい。フランソワに言うと、「これをつけるといいよ」と出してくれたのは、”まんきんたん”(タイガーバーム?)という昔ながらのクリームのようなものだった。アメリカに行ったとき買ったと言っていた。やはりアウトドア、キャンプに慣れているので、こういう非常時に役立つものも持参していて助かった。
夜はまた近くのレストランを探してくれて、今日も美味しくいただけた。
肉派と魚派のメインディッシュ。
山バスクの魚は川魚。
明日はこの宿を出て、ふたたびサールへいき、別の宿に泊まることになっている。
観光はいよいよ本格的なスペインバスクへと。