アンジェの家に帰宅して、一息ついてから、ジェラールとエブリンは夕食の準備に取り掛かっていた。
ストーブに火を入れて待っていると、ジャクリーヌとフィリップがはるばるやってきた!!
料理に関係する仕事をしていたというフィリップは明るくてひょうきんで、私のイメージ通りの「ザ・フランス人」なのだ。
「変わらないねえ!!」とお互いに言い合って、再会を喜ぶ。
何の気づかいもいらない彼らも、私にとって貴重な友人の中の1カップルである。
しかもわざわざレンヌから車を飛ばして夕食のために来てくれるなんて、感謝せずにはいられない。
フィリップはいつも笑わせてくれる。
いつもニコニコしていて怒ることなどあるのだろうか?と思わせる人なのである。
確かジャクリーヌは前夫とは死別で、フィリップも離婚して、二人とも再婚であるが、この二人の間にできたシモンという息子は、日本でも、そしてレンヌでも会ったことがある。
この時はもう大学生になっいて、今はパリに住んでいるという話だった。
ダークチェリーを入れたシャンパングラスにアマレットとシャンパンを注いでまずは乾杯。
アボガドディップをつけながらアペリティフをつまむ。
ジェラール↓
左からジャクリーヌ、エブリン、フィリップ↓
そして、テーブルへ。
フィリップ↓
ジャクリーヌとエブリン↓
スープ、メイン、チーズにデザートまで、堪能。
日本を思わせる小皿↓(もしかしたら、日本で買ったか、日本人からのプレゼント?)
楽しい時間はあっという間だった。
彼らはこの後、またレンヌまで戻っていくのを名残惜しく見送った。
彼らから頂いたお土産↓
確か、2019年にレンヌ郊外から、レンヌ市内へ引っ越したという知らせがあった。
またレンヌで再会できることを楽しみにしていたのだが、2021年の滞在が流れてしまったので、いつになるか。
引っ越しと言えば、このジェラールとエブリンも、この家を手放し、2022年春までにブルターニュに引っ越しを考えていると、昨年(2020年)メールがあった。
だから、私の滞在が「一年延期になれば、そこで迎えられるよ。悪いことばかりじゃない」と、夢の実現ができず失意の私を励ましてくれたのだった。
さあ、来年行けるかどうか?