アニエスによると、「以前はアヴィニョンによく買い物に出かけたけど、クリスマスなどのプレゼントも最近はサンレミばかり」らしい。
ゆっくりサンレミを歩くのはもしかすると初めてなので、街歩きも楽しめた。
小さな香辛料を売っている店に入ったところ、日本の調味料がたくさんあってそれに驚いたのだが、お店の女性が言うには、日本の調味料は健康にもいいし、繊細な味なので、とても人気があるとのことだった。
ゆずの絞ったものや、山葵やみそ、のり、醤油も小さい店なのに何種類も品揃えされており感心した。
フランスの塩の中にゆずが入ったフレーバー塩?まであり、アニエスが私の分まで買ってくれた。私にはそこまでも希少なものではなかったのだが。(苦笑)
ここでも京セラの包丁が売られていた↓
アニエスは結構買い物好きと見え、あれやこれや雑貨店をのぞいていて、足が疲れたのであろうアンリは、ベンチに座り込んでいた。
それから向かった先は、小さな村だった。エガリエールという村だが、シーズンオフ?なのか、やはり寂れた感じがするほどだった。
小さな教会くらいしか見どころもなかったので、トイレ休憩もかねて、小さなカフェでお茶を飲むことにした。
この店はパン屋でおいしそうなケーキも売られていた。とても美味しそうだったが、甘いお菓子の周りに蜂がたくさんとまっていた。日本なら衛生面で問題になるだろうが、ここでは蜂が集まるくらい美味しいと言うところかもしれない。
蜂が見えるだろうか?↓右端のパンと左のクッキー横の二つのバンズの上にもレーズンやチョコではなく蜂が!!
イタリア人に見える若い女性の店員は、にこにこしてとても愛想がよかった。
そして、家に戻る途中、道路沿いの畑で羊の大群に遭遇した。こんな近くでこんなに多くの羊に出会うとは、驚きだったので、車から降りた。降りた途端、羊たちは一斉に離れてしまった。
「Au revoir」(オールヴォワール、さよなら)と羊たちに言って、帰路に就いた。
その間花を摘んでいたアニエス↓
まだ一日は終わらない。今夜もアンリ夫妻の友人宅に招待されているのだ。
アヴィニョンの城壁内の家だと言うので、また遅くから出かけることになった。