小さな中世の村が大好きなのは、ブログでもいつも書いているが、今日はパリ近郊にあって車がないと簡単にはいけない村へ行く。パリの北西120kmとある。
ジェルブロワ(Gerberoy)は、思っていた通りの素敵な村だった。
本当はバラの美しい季節が最高なのだが、バラがなくても十分満足できた。
17世紀に建てられた家↓
道路も舗装されているが石畳も残っていて、私好みの家が並んでいた。
まずアトリエでいきなりびっくりしたのが、入り口の看板に日本語でフランス人の絵画の個展の紹介がされていたことだ。
「日本の観光客が来るの?」と聞いたら、「ええ、たくさん」とアトリエの女性は話してくれた。私はこの二年前、日本に来たナタリー夫妻に聞くまで全く知らず、こんなアクセスが良くないところにと驚いた。どうやら、パリからの小旅行のツアーがあるらしい。
お昼に選んでくれたのも、とても趣のある店だった。こういう感覚はミッシェル夫妻と私とでとても合う。レストランの庭↓
郊外なので、もちろんパリと比べてリーズナブルだ。
10月1日だが、暖炉には火が入っていた。
この日の夜はソフィー夫妻宅での夕食招待が待っているので、控えめにしたいところではあったが、ボリュームたっぷりの昼食にデザートまで食べてしまったのである。しかもミッシェルさんに御馳走になってしまった。
そしてまた村を散策し、帰るのかなと思っていたら、別の村へ行くという。
ジェルブロワには他にもサロンドテや有名なレストランもあるらしい↓
小さな村でぐるっと一周しても1時間くらい。↓
そして、ノルマンディーの入り口、リヨン・ラ・フォレという村までまた車を走らせた。
ノルマンディーは雨が多いそうだが、案の定?雨が降り出してきた。
木組みの家が見えてきて、とても可愛らしい街のようだったが、夜の夕食の時間も迫ってきていたので、ちょっと歩いただけになった。
この広場、どこかで見たような景色だった。そうだ!!マリーエメがずーっと前に彼らが持っていたセカンドハウスに行く途中に立ち寄ったと写真を送ってくれたのが、ここだったのか、と、気づいたのだ。↓
時間があれば、もう一度行きたいと思わせるところだ。
ジェルブロワもいつかバラの季節に再訪したいが、もうミッシェルさんはパリにいない。
今、ニースに引っ越してパリを恋しがっていると聞く。
パリ生まれのミッシェルさんだもの、よく理解できる。
それでも奥さんが息子のそばにいるために選んだニースでの暮らし。
今度の家はパリより大きいから、いつでも受け入れられるよと言ってくれているが、その新居を訪れるのは何時になるだろうか。
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