私の家には、宅配ボックスを設置していますが、毎回郵便局から
配達される荷物は、不在票が入れられています。
不在票を持って郵便局に荷物を受け取りに行った際に
何故荷物を宅配ボックスに置いていかずに持ち帰るのか
聞いてみました。返答は
「指定場所配達に関する依頼書」を提出しないと
宅配ボックスに置き配は出来ない。と言う答えでした。
郵便局が民間の株式会社になって5年も経つというのに
未だに書類を提出しないと宅配ボックスに荷物を置くことも
出来ないという、公務員体質がそのまま残っています。
でも、民間になったとはいえ切手の発行は、未だにほぼ独占
状態です。特に記念切手や特殊切手の発行は、日本郵便の独占です。
少し考えて欲しいのは、信書を出す場合には切手を貼らなければ
なりません。あなたがお金を払い、切手を買ってポストに投函します。
投函された信書は宛先に配達されます。(当たり前)
しかし、そこで初めて切手の金額に対するサービスが発生するのです。
では、そのサービスが発生しないで、市中に出回っている切手は
どのくらいあるのでしょうか?
趣味でコレクションとして買われた切手、使う予定で購入した切手
使われて初めてサービスが発生しますが、使われないままなら
郵便局にとっては、印刷した紙がお金に化けるマジックです。
5年前に民間になるときに切手のまま使われていない、残高はいくら
だったのか、把握されないまま民間に移行しています。
そして現在でも日本郵政は記念切手を発行して、世界の切手濫発国の
12位になっています。大概は貧困のアフリカ諸国がランクインして
いますが、日本も切手発行に関しては、貧困国なのですね。
この打ち出の小槌を誰が取り上げるのでしょうか?
政治家でも問題にしている人は居るのかな?