国民一人あたりのGDP(単位 USドル)
1位 ルクセンブルク 114,234ドル
から始まり
9位 アメリカ 62,605
26位 日本 39,305
30位 韓国 31,345
72位 中国 9,608
196位 北朝鮮 685
この様な数字だけ見ると韓国は、経済的に日本の背中が見えて
もう一歩で追いつき、追い越せる段階にきたのに
日本の輸出規制によって、韓国の経済成長を脅かす
状況を発生させたと、韓国側が思うのは必然かと思います。
つまり、日本が韓国の経済成長を恐れ、潰しにかかったと
受け取られるのも、致し方のないことですが、日本の輸出規制
発動のタイミング時には、韓国経済はすでに下降局面にあり
日本が何もしなくても、韓国で有効な経済施策が実施されな
ければ、韓国経済は落ち込んで、過去のような経済危機を
向かえるシナリオに突入していたと思われます。
日本の輸出規制を受けて、韓国大統領は「北朝鮮との
経済連携により日本に追いつき、追い越すことが可能だと」
発言しました。大統領の発言は、上記の数字だけを捉え、
『60度のお湯と20度の水を足すと80度のお湯になる』
みたいな、子供ような単純な数字の足し算で、発言したとしか
思えません。
経済格差のある国同士が結びつけば、過去のドイツの例があるように
大変な経済状況が発生するのが、目に見えています。
違う人種の国同士の経済連携ならいいとこ取りで、数字の上乗せが
期待できても、南北関係では円滑な経済活動が期待できず、大波乱が
起こるであろうことは、常識的に予想できます。
日本も韓国も地下資源の乏しい国です。そんな国が経済的に世界の中で
地位を確保するには、人的資源の活用が第一ですが、お隣同士での
争いは、それらの活力を削いでしまうのは、必然です。
韓国は、日本叩きや反日デモをしている間に世界経済から
後れを取り、自国の経済が立ち直れなくなるかもしれない状況だと
認識すべき時期ではないでしょうか?